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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3097 物語コーポレーション

東証P
4,640円
前日比
-90
-1.90%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
31.4 6.26 0.65 8.40
時価総額 1,687億円
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<動意株・12日>(大引け)=リファインバース、物語コーポ、アイロムグループなど

 リファインバース<6531>=後場に入ってストップ高。同社はきょう、新日鉄住金<5401>向けに製鋼副資材の出荷を開始したと発表。これが材料視されているようだ。同社は10月から千葉県富津市にあるリファインバース イノベーションセンターで「廃棄物粉体等混合造粒設備」を本格稼働。精密分離加工した建設系廃棄物とシリカ、カルシウムなどの無機系材料を一定割合で調合したものを製鋼副資材として、新日鉄住金の協力のもと評価を行い、製鋼工程で量産使用が可能であることを確認し、出荷開始に至っている。

 物語コーポレーション<3097>=ストップ高。同社は中部を地盤として「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」などを主力に外食を展開するが、既存店の競争力強化の一方で新規出店攻勢もかけ、消費者ニーズを捉えた経営戦略が功を奏している。市場では「外食産業の勝ち組として株式市場でも認知が進んでいる。いちよし証券が同社の業績見通しを上方修正するとともにレーティングを『B』から『A』に引き上げており、これを材料視した買いが集中した」(準大手証券)という。フェアバリューは7000円から1万3000円に大幅に引き上げており、修正前の株価が実勢株価に遅れていたとはいえ、大幅な引き上げでインパクトがあったようだ。

 アイロムグループ<2372>=一時ストップ高。京都大学では再生医療で使うiPS細胞をあらかじめ備蓄する際に新たな作製技術の採用を検討することが伝わっており、その対象がアイロムグループ子会社のIDファーマ(東京・千代田区)が特許を持つ作製法であると報じられたことが、同社株の集中人気につながった。同社株は8月30日に1992円の年初来高値に買われていたが、一気にクリアし3カ月半ぶりに新値圏に浮上した。

 gumi<3903>=急伸。この日、モバイル動画を軸にメディア事業や動画マーケティング支援事業などを展開するCandee(東京都港区)が、Eight Roads Ventures Japan(東京都港区)やNTTドコモ・ベンチャーズ(東京都港区)、オプトベンチャーズ(東京都千代田区)、グリー<3632>などを引受先とするで24億5000万円の第三者割当増資を実施したと発表。gumiは昨年12月にCandeeに出資し、國光宏尚社長が取締役会長に就任していることから、今回の資金調達によるCandeeの事業展開加速などを期待した買いが入っているようだ。

 富士通コンポーネント<6719>=ストップ高。同社はリレーやタッチパネルの大手メーカーで車載用を中心に高水準の需要を取り込んでいる。11日取引終了後、特定小電力無線モジュールが日本メーカーで初めてとなる低電力無線通信規格LoRaWAN AS923認証を取得したことを発表。また、24GHz帯ドップラー効果を利用し、前方に位置する移動物体を検知するセンサーモジュールを開発したことも合わせて発表しており、これが材料視された。

 シーズ・ホールディングス<4924>=ストップ高し、実質上場来高値を更新。同社は11日の取引終了後、18年7月期の連結業績予想について、売上高を460億円から526億円(前期比22.6%増)へ、営業利益を90億円から104億円(同36.8%増)へ、純利益を61億5000万円から70億6000万円(同24.6%増)へ上方修正したことが好感されている。足もとで卸売販売や対面型店舗販売、海外売り上げが好調に推移していることに加えて、今年11月30日に買収を完了し子会社化したセドナエンタープライズの業績を12月1日から連結対象としたことが要因としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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