トレファクは７日続伸、新規出店奏功し衣料品の売上高が増加

　総合リサイクルショップを展開するトレジャー・ファクトリー<3093>は７日続伸。株価は、１０日に年初来安値の６４５円をつけて以降、好業績を追い風に順調な戻り歩調をみせ、３月から６月半ばまでのもちあいゾーンを突破して新たな上昇局面となってきた。

　同社が１１日に発表した１９年２月期第１四半期（３～５月）連結決算は、売上高４３億５４００万円（前年同期比８．６％増）、経常利益３億１５０万円（同２４．０％増）と大幅経常増益となり、上期（３～８月）計画の経常利益１億４９００万円を大幅（進捗率２．１倍）に上回り、通期業績上方修正の可能性が濃厚となってきた。

　直営店の服飾専門リユース業態の「トレファクスタイル」を４店出店した効果などから、衣料の売り上げが２ケタ増収となったほか、スポーツ・アウトドア業態も順調に売り上げを伸ばし、全体として増収を確保した。また、人員配置の効率化に加えて、その他経費の見直しを進めたことが利益を押し上げている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）