ダイヤモンドダイニング---ゼットンと資本業務提携、公開買付けを開始

ダイヤモンドダイニング<3073>は15日、ゼットン<3057>に対して公開買付けの開始および資本業務提携を行うことを決定したと発表。同社はゼットンを持分法適用関連会社化する予定としている。

ゼットンは、婚礼施設「GARLANDS」のほか、ハワイアンブランド「ALOHA TABLE」などを運営している。

同社グループは、「世界一のエンターテイメント企業グループ」の実現に向け、ブランドポートフォリオの拡充（新規ブランドの開発及び出店）、仕入面等におけるスケールメリットの追求、優秀な人材の確保、事業領域拡大を目的として、積極的な新規出店、M&Aの活用による業容拡大に取り組んでいる。両社は、飲食ビル「DDZ-POINT」の共同立ち上げや高級ラウンジ「1967」の共同開発など、長年ビジネス面で協力関係にあったことから、今回資本業務提携による更なる関係強化を進めるに至ったとしている。

特に中部地区を中心に夏季に強みを持つゼットンと、首都圏を中心に店舗展開し冬季に強みをもつ同社との提携により、年間を通じた季節変動への補完関係、地域面での補完関係というシナジーが期待される。

《TN》

　提供：フィスコ