ダイヤモンドダイニング---ゼットンとの資本業務提携及び公開買付け成立に関する共同記者会見を開催

ダイヤモンドダイニング<3073>は9月1日付で、ゼットン<3057>との7月15日付資本業務提携契約に基づき42.0％のゼットン株式を取得し、ゼットン<3057>を持分法適用関連会社とした。15日には共同で記者会見を開き、記者団に向け正式な発表を行った。

両社は長年ビジネス面で協力関係にあるが、今回の資本業務提携により更なる関係強化を進めることで、事業上のシナジーを実現させ、両社の企業価値及び株主価値の最大化を図るとしている。

記者会見の席上、2020年2月期での連結数値目標を発表しており、連結売上高500億(国内470億＋海外30億)、時価総額300億を掲げた。

国内事業では、M＆Aの加速と新規店舗の開発・出店にも注力しており、トップラインの更なる向上と利益率の改善に努める。海外事業では、ハワイ市場での日系企業NO.1事業規模を目指しながら、米国本土進出の準備とアジア市場へ向けて更なる事業展開を進める方針としている。

今回の提携により、消費者嗜好の多様化に対応できるブランドポートフォリオの拡充、年間を通じた季節的変動要因の緩和、地域面での補完関係といったシナジーが期待される。

《TN》

　提供：フィスコ