2016年07月20日13時37分 菱地所、住友不が7日続伸、不動産株の“日銀プレー”佳境入り 三菱地所<8802>、住友不動産<8830>が全体下げ相場に抗していずれも7日続伸と気を吐いている。また、ダイビル<8806>、タカラレーベン<8897>、ヒューリック<3003>、日本エスコン<8892>、トーセイ<8923>など不動産セクターに物色の矛先が向いている。28、29日に予定される日銀の金融政策決定会合では追加緩和の思惑が市場で高まっており、超低金利環境下で有利子負債の負担軽減や物件調達コストの低下による採算改善期待が不動産株に資金を誘導する背景となっている。この時期は“日銀プレー”と称される緩和政策を先取りするかたちでの商いが活発だ。 出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)