信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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2934 ジェイフロンティア

東証G
2,516円
前日比
+86
+3.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
428 4.51
時価総額 129億円
比較される銘柄
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<動意株・31日>(大引け)=ジェイフロ、電子材料、TSテックなど

 ジェイフロンティア<2934>=急伸。前週末28日の取引終了後、オンライン診療・服薬指導、処方薬宅配サービスをワンストップで提供する「SOKUYAKU」に関し、特許登録を受けたことを発表しており、これが材料視されているようだ。同社は事業展開に応じた特許権などの取得を目指す方針を掲げており、今回その一環として「SOKUYAKU」の特許出願を戦略的に進めてきた。なお会社側では、同件による22年5月期業績予想に与える影響については軽微としている。

 日本電子材料<6855>=大幅高で2連騰。急速なリバウンド局面に移行している。半導体関連株が総じて買い戻される流れにあり、そのなか半導体検査用プローブカードを手掛ける同社株はPER10倍前後と割安感が際立っており、上値を見込んだ投資資金の流入が加速した。22年3月期業績は期初予想を大幅に増額しており、営業58%増益を見込んでいる。テクニカル的には中長期波動の分水嶺である75日移動平均線がサポートラインとなり、反騰の足場となった。

 テイ・エス テック<7313>=続伸。前週末28日の取引終了後、上限を1000万株(発行済み株数の7.43%)、または100億円とする自社株買いを発表。あわせてアルプスアルパイン<6770>との業務提携契約締結も明らかにしており、こうした発表を好感した買いが入っているようだ。アルプスアルとの業務提携では、次世代自動車をターゲットとした新たな車室内空間の開発に取り組んでいく。今後、次世代自動車に求められる車室内空間の将来構想検討をはじめ、それを具体化した試作機の開発や迅速な製品化につなげていくとしている。同時に発表した22年3月期第3四半期累計(21年4~12月)の決算は、売上収益が前年同期比ほぼ同水準の2580億3600万円、営業利益が同27.5%減の151億1000万円だった。自動車市場のサプライチェーン混乱を受けた販売先の減産影響を受けたことが要因。

 ブロードメディア<4347>=急動意。株価は前週末まで大きく売り込まれ昨年来安値を更新していたが、きょうは満を持して大きく切り返してきた。同社は前週末28日の取引終了後に22年3月期利益見通しの上方修正を発表、営業利益予想を7億2000万円から8億円(前期比67.4%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入っているようだ。21年4~12月期実績(6億3700万円)が想定より好調だったことが要因。なお、売上高については概ね想定通りの進捗であることから、120億円(同9.2%増)とする従来予想を据え置いた。

 トプコン<7732>=ストップ高。株価は底値圏に位置していたこともあって、20%を大幅に超える上昇で1500円台に乗せてきた。同社は測量機やGPS関連分野で実績が高く、オプトエレクトロニクス技術を強みとしている。前週末28日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の125億円から135億円(前期比2倍)に増額しており、これを好感する買いが集中する格好となった。スマートインフラ事業が部材不足の影響をこなし堅調を維持しているほか、欧米を中心に測量・レーザー機器の販売が好調で収益を押し上げている。

 新日本電工<5563>=大幅高で続伸。株価は今月13日に322円の戻り高値を形成後、大きく調整を強いられたが、足もと売り物を吸収しリバウンド局面に転じている。日本製鉄系の合金鉄トップメーカーだが、足もとの業績は会社側想定を大きく上回る形で好調に推移している。前週末28日取引終了後21年12月期業績の上方修正を発表、経常利益を従来予想の55億円から69億円(前期比2.3倍)に、最終利益については40億円から78億円(同3倍)と従来予想に比べ約2倍となる大幅増額となった。合金鉄事業で、高水準の製品需要に加え販売価格も高いレベルで推移していることが収益を押し上げており、これを評価する買いを呼び込む格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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