2930 北の達人 東証1 15:00
500円
前日比
-12 (-2.34%)
比較される銘柄: ユーグレナ焼津水化東洋糖
業績: 今期予想
食料品
単位 100株
PER PBR 利回り 信用倍率
42.3 26.67 0.72 110

銘柄ニュース

戻る

北の達人 Research Memo(1):足元業績は大きく拡大。2019年2月期も高成長が継続する見通し


■要約

北の達人コーポレーション<2930>は、インターネットにて一般消費者向けに健康食品や化粧品を販売するeコマース事業を展開している。オリジナルブランド「北の快適工房」のサイトにて、便秘やアトピー、ニキビなど、体の悩みのサポートに特化した商品の開発及び販売を主力とし、特にオリゴ糖を原料とする「カイテキオリゴ」が同社の成長をけん引してきた。また、足元では、新たな収益の柱となってきた「アイキララ」など新商品群が大きく伸びており、事業拡大とともに売上構成のバランスも良くなってきた。商品開発体制や集客体制など組織強化の取り組みも軌道に乗ってきており、同社は新たな成長フェーズに入ってきたものと考えられる。

2018年2月期の業績は、売上高が前期比96.2%増の5,292百万円、営業利益が同159.0%増の1,403百万円と3度の増額修正を伴いながら大幅な増収増益を実現した。主力の「カイテキオリゴ」が堅調に推移したことに加え、ここ、1、2年で発売した新商品群が大きく伸長した。特に、積極的な広告投資により新規顧客の獲得(及び定期購買会員の積み上げ)に成功したことが業績の伸びをけん引したと言える。利益面では、大規模な広告投資や体制強化等に伴う人件費により販管費が大きく拡大したものの、増収効果や原価率の改善等により大幅な営業増益を実現。営業利益率も26.5%(前期は20.1%)に大きく改善している。

2019年2月期の業績予想について同社は、売上高を前期比43.4%増の7,589百万円、営業利益を同73.1%増の2,430百万円と引き続き大幅な増収増益を見込んでいる。前期に引き続き、主力商品を軸として積極的な広告投資が業績の伸びをけん引する想定とみられる。また、これまで十分に手が回らなかった商品の掘り起しにも取り組む方針である。新商品も5商品前後を計画しているようだ。利益面でも、大規模な広告投資の継続などが想定されるものの、増収効果や原価低減への取り組みにより大幅な営業増益を実現し、営業利益率も32.0%(前期は26.5%)と30%を超える水準に改善する見通しである。

同社の成長戦略は、これまで同様、健康・美容等の悩みに対して効果を実感しやすく、リピートされやすい商品分野に対して、圧倒的な商品力を生かしたニッチトップを狙うことで、安定的な業績の伸びを実現するものである。もっとも、足元では積極的な広告投資により成長ペースが加速しており、当面の目標としてきた売上高100億円、営業利益30億円(営業利益率30.0%)の達成も視野に入ってきた。弊社では、主力商品群の持続的な成長に加えて、売上高3~10億円規模のニッチトップ商品を数多く育てることが更なる成長に向けてカギを握るものとみている。今後も新商品の開発状況や業績への寄与、集客体制の強化とその効果、海外生産を含む原価低減策の進捗のほか、アジア展開の本格化や強固な財務基盤を活用した投資戦略(特にM&A)などにも注目したい。

■Key Points
・積極的な広告投資や集客体制の強化により足元業績は大きく拡大
・新商品群の伸長により売上構成もバランスの取れた形に大きく変化
・2019年2月期も積極的な広告投資により高成長を継続する見通し
・収益性の向上や定期購買会員の積み上げ、集客体制の強化等により新たな成長フェーズに移行

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《MH》

 提供:フィスコ
お気に入りを追加しました。
x
お気に入りを削除しました。
x

日経平均