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2015年08月20日16時10分

健康CP Research Memo(4):新規事業は、中期成長の可能性やシナジー効果を継続的にモニター


■中期経営計画「COMMIT2020」の概要と進捗状況

(3)新規事業

健康コーポレーション<2928>は中期成長実現に向けていくつかの新規事業を開始している。2015年に入ってスタートしたものが多く、現時点の収益貢献度はごくわずかであるが、中期的な成長可能性や、既存事業(RIZAPやアパレル事業など)への集客といったシナジー効果については、今後も継続的にモニターしていく価値は十分あるものと弊社では考えている。

a)トータルイメージコンサルティング「Risty」
同社は2015年4月に個人の印象を最大限に向上させるためのコンサルティングサービスを開始した。「Risty」はサービスブランドだ。主たる対象は、RIZAPの活用でボディメイクに成功した人で、体型が一新したのを機会に、ファッションや立ち居振る舞いなどを向上させたいという要望を持つ人だ。現在、同サービスの店舗は、仙台、横浜、大阪、神戸に4店舗を構えるが、いずれもRIZAP店舗内への出店形式となっている。

RIZAPの顧客層は自分自身への意識が高い層であることは容易に想像がつく。したがって、ボディメイクをきっかけに、それ以外の部分でも自分自身を向上させたいという欲求が出てくることは自然の流れと言えよう。その意味で、RistyはRIZAP卒業生を中心に事業展開するという点で、堅実な事業モデルと言える。料金設定は80分5回コースで128,000円となっている。これが消費者にどのような受け止められ方をしているかは、まだサンプル数が少ないため、十分な評価は困難であるが、今後の展開を見守りたいと弊社では考えている。

b)新宿メディカルクリニック
同社は2015年4月に、新宿にAGA専門の「新宿メディカルクリニック」を開業した。これはRIZAPの顧客からAGAについての要望が多かったことを受けて、株式会社によるクリニック経営が可能となっている現状を踏まえて開業したものだ。同クリニックは「人生最高の自信と輝きを」をコンセプトに、クリニックオリジナルの治療法によって結果にコミットして髪の毛が生えるまで徹底サポートすることを方針として掲げている。

当初はAGAからのスタートであるが、いずれは美肌、肥満外来など、他の分野についても診療領域を拡大する計画である。株式会社が経営するクリニックは自由診療のみという制約があるが、同社の事業ドメインである「自己投資産業」の1つと捉えれば、一定の顧客を獲得して業績貢献につながっていくものと期待される。

c)低糖質カフェ「LOCABO CAFE」
同社は2015年5月に、原宿に低糖質カフェ「LOCABO CAFE」をオープンした。RIZAP監修による低糖質メニューを、美味しく提供することをコンセプトにしている。低糖質メニューを提供する店は他にもあるが、多くの場合、低糖質と味の両立ができていないという現実を踏まえて、味にこだわったところが差別化ポイントになっている。

レストランの口コミサイトなどの評価では、味や品質、店舗の雰囲気など、全般に高評価が並んでいる。「美味しさ」をセールスポイントとしているだけに、これまでのところは上々の評価を獲得しているということができよう。メニューのボリューム感については不満の声も聞かれるが、店舗コンセプトから言って大きな問題にはならないであろう。

同店は既にマスメディアでも数多く取り上げられており、場所が原宿ということもあって、今後も何かと注目を集めるものとみられる。カフェ事業からの直接の収益インパクトは限定的ではないかというのが弊社の見方であるが、RIZAPへの集客や物販増などのシナジー効果や、将来的なレトルト食品販売やFC展開等の事業の発展可能性などを考えれば、カフェ事業もまた注視していきたいと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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