＜注目銘柄＞＝ロックフィルド、中食市場の拡大が追い風

　ロック・フィールド<2910>は、サラダを中心とした総菜店「ＲＦ１」などを展開。少子高齢化の進展や共働き世帯の増加を背景とした中食市場の拡大が同社の追い風となっている。

　９月１日に発表した１８年４月期第１四半期（５～７月）の連結決算は、経常利益が７億９１００万円（前年同期比１９．２％増）となり、上半期計画１２億８０００万円に対する進捗率は６１．８％に達した。ゴールデンウイークや母の日などハレの日にあわせた高付加価値商品、素材や調理法にこだわった季節商品の販売強化に取り組んだことなどが功を奏し、既存店および新規店舗の売り上げが好調に推移。また、原材料費率や労務費率が改善したことも利益を押し上げた。ライフスタイルの変化による食の多様化が進むなか、今後はさらに中食需要が拡大することが見込まれる。

　株価は６月５日に年初来高値２０８２円をつけ、その後は調整を強いられたが、２６週移動平均線が下値をサポート。足もとでは再び下値を切り上げる展開となっており、２６週線が位置する１９００円台で狙ってみたい。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）