アップルインターナショナル---3Q売上高118.18億円、東南アジア諸国向けの高額車両の需要が鈍化
アップルインターナショナル<2788>は9日、2016年12月期第3四半期(16年1-9月)決算を発表。売上高が前年同期比33.7%減の118.18億円、営業利益が同53.0%減の4.47億円、経常利益が同38.8%減の4.05億円、四半期純利益が同43.0%減の2.60億円だった。
自動車市場の拡大が見込まれるタイを中心とする東南アジア諸国、その周辺国において、メーカーブランドの商品によって多国間の貿易ルートを確保、高付加価値化を図ることにより自動車市場の流通の活性化と収益拡大に努めている。しかし、年初からの急激な円高により、主に東南アジア諸国向けの高額車両の需要が鈍化し、当初予定していた販売台数を大幅に下回った。
16年12月期通期については、売上高が前期比32.3%減の172.32億円、営業利益が同34.7%減の8.63億円、経常利益が同32.1%減の9.10億円、当期純利益が同44.9%減の7.02億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ