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2777カッシーナ・イクスシー

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カッシーナ・イクスシー---今期は増収・大幅増益を計画、今後は様々な施策で経常利益率10%以上を目指す


カッシーナ・イクスシー<2777>は高級家具の輸入販売が主力。1980年から独占代理店契約を締結している高級家具の伊カッシーナ社から世界で唯一ライセンス生産を認められており、自社製造工場でカッシーナや海外提携品の一部のライセンス生産も行っている。また、自社のオリジナル製品も展開。2014年9月には輸入家具・インテリア商品の専門店「コンランショップ・ジャパン」をコクヨから取得し、連結子会社化した。

2016年12月期は売上高が前期比4.7%増の105.00億円、営業利益が同49.1%増の7.00億円を見込む。法人向け営業を強化し、大型プロジェクトの受注獲得を目指すとともに、異業種や他社とのコラボなどでコンランショップ・ジャパンの改善を図る。また、利益面ではカッシーナ・イクスシーとコンランショップ・ジャパンの物流やアフターサービス、管理などの業務を統合することで利益率の改善を進める計画だ。5月12日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比2.5%増の22.30億円、営業利益が同80.0%減の0.09億円で着地。もともと第1四半期の利益水準は低い傾向があり、通期計画は据え置いた。

同社は自己資本比率50%以上を維持しながら売上高経常利益率10%以上を確保することを目標としている。達成に向けては、今後もカッシーナブランドの家具を中核商品と位置づけてイメージと信頼の向上を図る方針。イクスシーブランドやコンランショップの家具については、海外製品の新規輸入やオリジナル製品の開発などで商品ラインナップの拡充を推進し、収益の改善をつなげていく考えである。

《TN》

 提供:フィスコ

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