東エレデバは３日続落、１８年３月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず

　東京エレクトロン　デバイス<2760>が３日続落となっている。前週末２３日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１５４０億円から１５９０億円（前期比２０．６％増）へ、経常利益を２０億円から２５億円（同８１．６％増）へ、純利益を１２億円から１５億円同５４．３％増）へ上方修正したが、純利益で１６億円強を見込む市場予想平均を下回ったことから、失望売りが出ているようだ。

　半導体および電子デバイス事業における製品需要が当初見通しを上回る水準で推移したことが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来３０円を予定していた期末配当を６円増額して３６円にするとあわせて発表した。年間配当は６６円（従来予想６０円）となり、前期実績の６０円に対しては６円の増配となる予定だ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）