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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2733 あらた

東証P
3,340円
前日比
-20
-0.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.7 1.04 2.77 7.41
時価総額 1,204億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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あらた Research Memo(6):2019年3月期も増収増益基調が続く見通し


■今後の見通し

1. 2019年3月期の業績見通し
あらた<2733>の2019年3月期の連結業績は、売上高で前期比3.7%増の760,000百万円、営業利益で同9.5%増の9,700百万円、経常利益で同5.9%増の10,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同2.2%増の6,500百万円と増収増益が続く見通し。

堅調な国内消費動向は当面続く見通しで、主力のドラッグストア向けを中心に全カテゴリーで売上げを伸ばしていく方針だ。売上総利益率については前期比0.03ポイントの改善を見込んでいる。活動基準原価計算について前期までは大手顧客を中心に取り組んできたが、2019年3月期からは中堅規模の顧客まで対象を広げて実施していく方針としており、同取リ組みによる利益率の改善が見込まれるほか、商品単価のアップについても継続する見通しとなっている。

また、販管費率については前期比0.11ポイントの上昇を見込んでいる。人件費率については業務効率の改善や採用の抑制等によって引き続き改善する見通しだが、荷造発送費の上昇を見込んでいる。九州南センターが2018年6月から稼働を開始しており、同センターでの立ち上げ費用が増加するほか、運送費の増加を想定している。

営業外収支については前期からやや悪化する想定となっているが、特段の要因はなく保守的な計画と見られる。一方、当期純利益の伸びが2%台と低くなるのは前期に計上した固定資産売却益等の特別利益を当期は想定していないことが要因となっている。なお、4?5月の滑り出しは順調のようで、売上高はほぼ会社計画どおりの進捗となったもようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ

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