高まる稼ぐ力、【ROE】向上が続く銘柄リスト 34社選出 <経営効率特集>
本特集では、3月期決算発表を終えて、株主から預かった資金を使っていかに効率的に利益を出したのかを示す「ROE(自己資本利益率)」の向上が続く銘柄にスポットライトを当ててみた(6月3日現在)。ROEが連続して向上する銘柄は、経営の効率化が進んでいると評価され、国内外の機関投資家が投資先候補として選定することが期待される。
時価総額100億円以上の東証1部上場銘柄の中から、17年3月期にROEが4期以上連続で向上を見込む銘柄をピックアップ。さらに、今期ROEが10%以上、かつ自己資本比率が10%以上といった条件を満たした34社を選び出した。下表では、ROE向上の連続期数が多い順に並べ、同じ連続期数では今期ROEの大きい順に記した。
ROE向上の連続期数トップのアリアケ <2815> は、国内を中心に主力の天然調味料の販売が伸び、経常利益が9.0%増の98.9億円と5期連続の最高益更新を見込む。2位の松井建設 <1810> は最終増益の確保や創業430年記念配当の実施で、7期連続の向上を達成する見通しだ。
選出リストでは、IT投資の需要増加を追い風に業績を伸ばす、DTS <9682> 、コムチュア <3844> 、クレスコ <4674> などの情報・通信業が多く入った。また、北陸電工 <1930> 、九電工 <1959> 、五洋建設 <1893> など旺盛な建設需要や工事採算の改善が続く建設業も目立ち、内需株の健闘が際立つ。一方、輸出関連では、カシオ計算機 <6952> 、ブイ・テクノロジー <7717> 、SCREENホールディングス <7735> などがリストアップされた。
ROEが高い銘柄をランキングした特集記事「海外投資家が注視する【高ROE】ベスト 50 <経営効率特集>」も併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。
ROE上昇 ┌─ 17年3月期 ─┐
コード 銘柄名 連続期数 ROE(予) ROE上昇幅 予想PER
<2815> アリアケ 8 11.13 0.86 32.0
<1810> 松井建 7 14.21 0.01 8.6
<1930> 北陸電工 7 13.46 0.30 5.4
<2729> JALUX 7 13.38 1.71 9.8
<9682> DTS 7 11.59 0.09 11.6
<8275> フォーバル 6 20.54 1.00 13.8
<2229> カルビー 6 14.72 0.15 29.6
<5929> 三和HD 6 12.91 1.48 12.8
<9010> 富士急 6 12.02 1.26 54.5
<3635> コーテクHD 6 11.17 0.26 18.9
<2801> キッコマン 6 10.73 2.05 31.3
<2371> カカクコム 5 50.10 4.88 28.4
<3844> コムチュア 5 30.38 2.73 15.4
<8771> イー・ギャラ 5 21.22 1.37 20.7
<1959> 九電工 5 18.89 2.14 9.8
<4674> クレスコ 5 16.42 1.63 11.7
<6952> カシオ 5 16.33 0.97 12.7
<6745> ホーチキ 5 15.02 4.57 9.5
<9535> 広ガス 5 14.76 5.33 3.9
<1893> 五洋建 5 14.27 4.37 13.6
<1803> 清水建 5 13.52 1.13 11.6
<2327> NSSOL 5 13.40 1.91 12.8
<2331> ALSOK 5 12.13 2.26 24.5
<8056> ユニシス 5 11.07 0.66 13.5
<6055> Jマテリアル 4 21.90 0.51 20.2
<7717> Vテク 4 21.09 9.86 20.1
<7735> スクリン 4 17.13 0.81 12.1
<6367> ダイキン 4 13.80 0.37 18.7
<1870> 矢作建 4 13.34 0.42 7.6
<9962> ミスミG 4 12.58 0.22 26.6
<9697> カプコン 4 11.97 1.40 16.5
<6507> シンフォニア 4 11.33 1.83 8.1
<4204> 積水化 4 11.28 0.38 11.7
<3402> 東レ 4 11.10 1.77 14.3
株探ニュース
時価総額100億円以上の東証1部上場銘柄の中から、17年3月期にROEが4期以上連続で向上を見込む銘柄をピックアップ。さらに、今期ROEが10%以上、かつ自己資本比率が10%以上といった条件を満たした34社を選び出した。下表では、ROE向上の連続期数が多い順に並べ、同じ連続期数では今期ROEの大きい順に記した。
ROE向上の連続期数トップのアリアケ <2815> は、国内を中心に主力の天然調味料の販売が伸び、経常利益が9.0%増の98.9億円と5期連続の最高益更新を見込む。2位の松井建設 <1810> は最終増益の確保や創業430年記念配当の実施で、7期連続の向上を達成する見通しだ。
選出リストでは、IT投資の需要増加を追い風に業績を伸ばす、DTS <9682> 、コムチュア <3844> 、クレスコ <4674> などの情報・通信業が多く入った。また、北陸電工 <1930> 、九電工 <1959> 、五洋建設 <1893> など旺盛な建設需要や工事採算の改善が続く建設業も目立ち、内需株の健闘が際立つ。一方、輸出関連では、カシオ計算機 <6952> 、ブイ・テクノロジー <7717> 、SCREENホールディングス <7735> などがリストアップされた。
ROEが高い銘柄をランキングした特集記事「海外投資家が注視する【高ROE】ベスト 50 <経営効率特集>」も併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。
ROE上昇 ┌─ 17年3月期 ─┐
コード 銘柄名 連続期数 ROE(予) ROE上昇幅 予想PER
<2815> アリアケ 8 11.13 0.86 32.0
<1810> 松井建 7 14.21 0.01 8.6
<1930> 北陸電工 7 13.46 0.30 5.4
<2729> JALUX 7 13.38 1.71 9.8
<9682> DTS 7 11.59 0.09 11.6
<8275> フォーバル 6 20.54 1.00 13.8
<2229> カルビー 6 14.72 0.15 29.6
<5929> 三和HD 6 12.91 1.48 12.8
<9010> 富士急 6 12.02 1.26 54.5
<3635> コーテクHD 6 11.17 0.26 18.9
<2801> キッコマン 6 10.73 2.05 31.3
<2371> カカクコム 5 50.10 4.88 28.4
<3844> コムチュア 5 30.38 2.73 15.4
<8771> イー・ギャラ 5 21.22 1.37 20.7
<1959> 九電工 5 18.89 2.14 9.8
<4674> クレスコ 5 16.42 1.63 11.7
<6952> カシオ 5 16.33 0.97 12.7
<6745> ホーチキ 5 15.02 4.57 9.5
<9535> 広ガス 5 14.76 5.33 3.9
<1893> 五洋建 5 14.27 4.37 13.6
<1803> 清水建 5 13.52 1.13 11.6
<2327> NSSOL 5 13.40 1.91 12.8
<2331> ALSOK 5 12.13 2.26 24.5
<8056> ユニシス 5 11.07 0.66 13.5
<6055> Jマテリアル 4 21.90 0.51 20.2
<7717> Vテク 4 21.09 9.86 20.1
<7735> スクリン 4 17.13 0.81 12.1
<6367> ダイキン 4 13.80 0.37 18.7
<1870> 矢作建 4 13.34 0.42 7.6
<9962> ミスミG 4 12.58 0.22 26.6
<9697> カプコン 4 11.97 1.40 16.5
<6507> シンフォニア 4 11.33 1.83 8.1
<4204> 積水化 4 11.28 0.38 11.7
<3402> 東レ 4 11.10 1.77 14.3
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