エレマテック---中国市場がけん引役となり、第2四半期は2ケタ増収増益に
エレマテック<2715>は10月30日、2016年3月期第2四半期(15年4月-15年9月)決算を発表。売上高は前年同期比40.9%増の1212.41億円、営業利益は同11.1%増の40.61億円、経常利益は同12.6%増の42.07億円、四半期純利益は同17.5%増の30.60億円だった。第2四半期の業績としては、各数値ともに過去最高を更新している。
とりわけ、地域別では中国セグメントがけん引役となった。スマートフォン向けデバイス、ディスプレイ関連部材の販売が増加したことで、売上高は前年同期比111.4%増の581.58億円、営業利益は同66.6%増の22.09億円となっている。また、その他アジア、欧米セグメントも2ケタ増益となった。
16年3月通期については、売上高が前期比32.0%増の2400.00億円、営業利益が同9.8%増の81.00億円、経常利益が同16.6%増の82.50億円、純利益が同17.5%増の60.00億円としている。10月26日に業績予想を上方修正済み(従来予想は売上高が2100.00億円、営業利益が74.50億円)。なお、上方修正時には年間配当金も80.00円から88.00円に増配を発表している。
《SF》
提供:フィスコ