木徳神糧 Research Memo(5):16/12期の目標利益が前倒しで達成される可能性も
■中長期的展望
(1)中期経営計画(数値目標)
会社側は、2014年12月期を初年度とする「中期3ヶ年計画」を発表している。この数値目標は図のように、2015年12月期売上高101,000百万円、営業利益1,100百万円、2016年12月期売上高121,000百万円、営業利益1,200百万円となっている。
既に2014年12月期の営業利益は1,131百万円となり、2016年12月期の営業利益目標(1,210百万円)も十分に射程圏に入っている。しかし会社側では2014年12月期の結果は特殊要因もあったとして、2015年12月期、2016年12月期については慎重に見ており、現時点では当初の中期計画目標を変えていない。ただし、食品事業のリストラ進展や海外事業の成長次第では、2016年12月期の目標利益が前倒しで達成される可能性もあり、今後の木徳神糧<2700>の事業展開には注目する必要がありそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
《HN》
提供:フィスコ