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2676 高千穂交易

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高千穂交易---3Q経常利益は181.9%増、前年同期に発生した為替差損の解消などが寄与


高千穂交易<2676>は3日、2017年3月期第3四半期(16年4-12月)連結決算を発表。売上高が前年同期比9.1%減の134.81億円、営業利益が同43.2%増の2.21億円、経常利益が同181.9%増の3.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.92億円(前年同期は0.32億円の損失)だった。

減収要因をセグメント別に見ると、システムセグメントでは、セキュリティ商品類の外資系企業向け入退室管理システムの販売とタイのセキュリティ事業が好調に推移、またカストマ・サービス商品類のスマートフォン向けディスプレイセキュリティの大口保守収入が増加した一方で、その他ソリューション商品類のRFIDシステムの売上案件の後ろ倒し、メーリング機器の前年のマイナンバー関連特需の剥落により減収となった。デバイスセグメントでは、産機商品類の機構部品が海外小売店の金融端末向けに大型案件を獲得したものの、中国ATM市場での販売不振や遊技市場向け販売の競争激化、電子商品類の苦戦により減収となった。

損益については、売上総利益率の改善やコスト削減に努めたことなどに加え、前年同期に発生した為替差損が解消したことなどにより経常利益が増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益も減損損失を計上しながらも増益となった。尚、この減損損失は、2012年の買収により発生したのれんを、償却期間を5年として4年半償却を終えた段階で回収可能性を慎重に検討した結果、償却を半年前倒しし、残存価額全額0.87億円を計上したもの。

17年3月期通期については、売上高が前期比1.5%増の202.80億円、営業利益が同83.2%増の8.00億円、経常利益が同94.7%増の8.00億円、当期純利益が同287.5%増の4.00億円とする16年10月に修正した業績予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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