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2676 高千穂交易

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高千穂交易---1Qは営業赤字も入退室管理システムやクラウド型無線LANが伸長、通期の増収増益は据置


高千穂交易<2676>が3日に発表した2017年3月期第1四半期(16年4月-16年6月)決算は、売上高が前年同期比21.8%減の40.20億円、営業損失が1.17億円(前年同期は0.02億円の黒字)、経常損失が0.75億円(同0.21億円の損失)、四半期純損失が1.28億円(同0.75億円の損失)だった。

売上総利益率は25.2%(前年同期23.1%)と改善したものの、各商品類の販売伸び悩みの影響が大きかった。商品別には次の通り。システムセグメントの売上高は前年同期比18.8%減の22.35億円、営業利益は前年同期と比べ0.27億円減少の1.24億円の損失だった。セキュリティ商品類は、外資系企業向けの入退室管理システムの販売が好調だったがアパレル小売店やGMS向けで苦戦。その他ソリューション商品類は、クラウド型無線LANシステムの販売が伸びたが、RIFDシステムやメーリング機器の売上が案件の後ろ倒しの影響などから減少。デバイスセグメントの売上高は同25.2%減の17.85億円、営業利益は同88.6%減の0.11億円だった。電子商品類は、携帯電話やデジカメ向けで販売苦戦。これまで好調だった産業商品類も、海外小売店の金融端末向けに大型案件を獲得しながら中国向けATMや遊技市場低調の影響をカバーしきれず落ち込んだ。

17年3月期通期については、売上高が前期比11.5%増の222.80億円、営業利益が同83.2%増の8.00億円、経常利益が同94.7%増の8.00億円、当期純利益が287.5%増の4.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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