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ダイナック Research Memo(9):持続的成長が見えてきたことで2円増配の12円配を予想


■株主還元

ダイナック<2675>は、株主還元について、配当による還元を基本とし、安定配当と将来に向けた内部留保の充実のバランスを取って配当を行うとしている。当期純利益が赤字に転落した場合でも無配転落を回避し、ここ数年は1株当たり10円の配当を行っている。

2016年12月期については、2円増配の12円配(中間配6円、期末配6円)を公表している。前期まで業績が順調に拡大し、将来の持続的成長に対して自信度が深まったことや、財務状況が充実してきたことが増配に踏み切った理由と考えられる。第2四半期決算は期初予想に対して売上高、利益ともに未達となったが、通期ベースでは期初の業績予想達成に自信を見せており、中間配は期初計画どおり、6円配を行った。今通期の業績予想が達成されれば、配当性向19.6%と20%を下回る水準となる。したがって、将来的に利益の拡大に応じた一段の増配も十分期待できるだろう。

配当に加えて同社では、株主優待制度も実施しており、所有株式数に応じて食事券、もしくはお米(コシヒカリ)を株主に贈呈している。最低投資単位である100株を保有している場合、株主優待として1,000円の食事券2枚(2,000円相当)もしくはコシヒカリ2kgが贈呈されることになる。株主優待の内容も前期から変更はない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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