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2611攝津製油

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本日の注目個別銘柄:日新電機、Jフロント、ミネベアなど


<2931> ユーグレナ 1875 +151
大幅高。ミドリムシから作る航空機向け燃料を2020年までに実用化すると報じられている。燃料精製設備を横浜市に建設するとも発表しているようだ。ミドリムシのバイオ燃料化への方向性は定まっていたが、実用化時期の具体化などを受けて、あらためて今後の展開に対する期待感などが高まる格好となっている。

<2611> 攝津製油 523 +80
前日のストップ高に続き、本日はストップ高比例配分となっている。ノロウイルス対策の消毒薬を増産するとの報道が前日に伝わっており、引き続き期待材料視する動きが優勢になっているようだ。ウイルスの働きを抑えやすい効果があるとして11月に特許を取得、年間生産量1000トンと従来の8倍に引き上げる方針のようだ。

<1801> 大成建設 809 +30
しっかり。野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を900円から1030円に引き上げている。今期営業利益予想は大手ゼネコンの中でも最も保守的と判断しているもよう。短期業績の上振れ余地は大きく、17.3期には営業利益1000億円台への到達が視野に入ってくるとも考えている。なお、野村では鹿島の目標株価も引き上げている。

<4555> 沢井製薬 7550 +490
上げ目立つ。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価は6400円から9400円に引き上げへ。2016年夏前までは、数量拡大効果のプラスの側面を市場がポジティブ評価する時期と考えているもよう。中長期では価格圧力や利益率悪化で厳しい見通しだが、今後6-8カ月の間は株価が楽観論に支配されるとの見方。

<6479> ミネベア 1274 -91
売り優勢。前日には11月のLEDバックライト売上高が発表されているもよう。会社予算400億円に対して約240億円程度にとどまったもよう。10月の365億円からも大きく減少へ。サプライチェーン各社の在庫調整が主因であり、会社側では年明けからの回復を見込んでいるようだが、将来的な有機ELの台頭懸念なども強まるなか、大幅な減少にはネガティブなインパクトも強まりやすいようだ。

<6641> 日新電機 959 +80
急伸。有機EL関連の一角として関心が高まる展開のようだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではOLED関連のレポートをリリース、関連企業9社の中の一つとして取り上げている。LTPS製造用のイオンドーピング装置最大手であるが、出荷、量産実績は国内外に多数あり、今後の需要機会も逃す可能性は極めて低いと推察しているようだ。

<1720> 東急建設 914 +60
大幅上昇。いちよし証券ではレーティング「A」を継続、フェアバリューを1300円から1400円に引き上げている。建築工事の採算改善を考慮して、今期および中期の業績予想を引き上げているほか、渋谷エリアの再開発工事の受注確度が高く、中期的に受注残高の積み上がりも期待できると評価しているようだ。

<3086> Jフロント 1950 -89
下げ目立つ。前日に11月の月次売上を発表している。全店売上高は前年同月比2.3%減、8ヶ月ぶりのマイナスに転じている。宝飾品や化粧品などは好調であったが、衣料品が紳士用、婦人用ともに苦戦する格好となった。高気温などの天候要因が苦戦の背景と見られる。百貨店業界はインバウンド需要の恩恵期待などが高い状況にあり、減収によるマイナスインパクトなどは強まりやすいもよう。

<3288> オープンハウス 2668 +101
買い優勢。大和証券では投資判断「1」継続で、目標株価を2700円から3340円に引き上げている。営業利益は16.9期が260億円、前期比22.1%増、17.9期が300億円、同15.4%増を見込んでいる。若年社員を組織的に活用した都心部での物件用地の高いソーシング能力を背景に、戸建分譲と流動化の拡大基調が続くと評価している。なお、大和証券では、不動産流動化関連として、スターツ、ムゲンエステートなどを新規に「1」格付けとしている。
《XH》

 提供:フィスコ

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