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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2602 日清オイリオグループ

東証P
5,000円
前日比
-100
-1.96%
PTS
5,000円
12:48 04/16
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.0 0.93 3.00 1.87
時価総額 1,686億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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<動意株・30日>(大引け)=サンワテクノス、Jオイル、技研製など

 サンワテクノス<8137>=後場プラス圏に急浮上。午後1時ごろ、20年3月期の連結業績予想について、売上高は従来予想の1400億円(前期比3.7%減)を据え置きつつ、営業利益を12億円から16億(同53.1%減)へ、純利益を10億円から14億円(同46.7%減)へ上方修正したことが好感されている。上期において、自動車関連業界向け販売が計画を上回ったことに加えて、コスト削減や業務の効率化による収益力向上に努めたことが奏功したという。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高676億800万円(前年同期比6.3%減)、営業利益9億900万円(同57.3%減)、純利益6億8900万円(同58.3%減)だった。

 J-オイルミルズ<2613>=大幅反発で年初来高値更新。29日の取引終了後、日清オイリオグループ<2602>と業務提携に向けた協議・検討を開始することで合意したと発表しており、両社にとって競争力強化につながるとの期待から買われているようだ。搾油工程における受委託関係の構築や油糧種子及び原料油脂の共同配船の体制づくりなどでの提携を検討しており、20年3月末までに業務提携基本契約の締結を目指すという。なお、今回は資本提携は検討していないとしている。

 技研製作所<6289>=上値追い基調継続。軟調相場のなか年初来高値更新、18年12月以来の4000円大台乗せにあと一歩と迫った。同社は油圧式杭圧入引抜機のトップメーカーで地下駐車場の施工なども手掛ける。杭圧入機「サイレントパイラー」は防災・減災工事需要を取り込み売り上げを伸ばしており、国土強靱化関連の一角として継続的な買いが観測されている。20年8月期業績は2ケタ増収見通しで利益面でも営業利益段階からの増益を確保できる見通し。

 HOYA<7741>=4日続伸で上場来高値更新。29日の後場に発表した第2四半期(4~9月)の連結純利益は前年同期比8%増の649億円と市場予想(620億円前後)を上回ったことが引き続き好感されている。発行済み株式総数の1.59%に相当する600万株を上限とする自社株買いの実施も評価された。半導体製造の微細化に欠かせない「EUV(極端紫外線)」対応のブランクスマスクが伸びている。今中間期決算に対してアナリストからは「ポジティブ」との評価が出ている。

 不動テトラ<1813>=大幅反発。29日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、営業利益が15億円から23億3000万円(前年同期比22.8%増)へ、純利益が10億円から16億円(同19.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。土木事業や地盤改良工事で工事の遅れがあり、売上高は350億円から333億円(前年同期比4.4%増)へ下振れたものの、期首手持ち工事の採算性の改善が想定を上回ったことに加えて、ブロック事業の増収が寄与し利益を押し上げたとしている。

 野村マイクロ・サイエンス<6254>=上値追い加速。大幅高で年初来高値を更新。上値追い加速となり、一時12%近い上昇で800円台を大きく回復した。半導体関連株で中低位に位置する銘柄が大きく水準を切り上げる展開が続いている。同社は超純水装置の製造を手掛け、韓国サムスンなどをはじめ半導体向けのウエートが高い。20年3月期は営業利益段階で前期比6.5%増の12億9200万円を予想するが、21年3月期は2ケタ成長となる可能性が高い。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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