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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2497 ユナイテッド

東証G
852円
前日比
-17
-1.96%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.6 1.41 5.63 6.30
時価総額 344億円
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<動意株・28日>(大引け)=UNITED、ペプチドリーム、アイホンなど

 ユナイテッド<2497>=後場上昇に拍車。27日に、同社が提供するDSP(デマンドサイドプラットフォーム=広告主側広告管理プラットフォーム)の「Bypass」において、「リテンション広告」機能の提供を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。リテンション広告は、アプリ広告主が持つ広告識別子を利用し、一定期間アプリを利用しなくなった休眠ユーザーに対して広告を配信する手法。同機能の提供により、ユーザーへのサービス定着や利用率アップを目的とした広告配信が可能になり、広告効果の最大化につながることから、利用拡大につながることが期待されている。

 ペプチドリーム<4587>=続伸。前週末24日に下ヒゲ陰線で5100円台まで売り込まれる場面があったが、その後切り返しに転じ、持ち前の足の速さを発揮している。特殊ペプチドを使った医薬品候補物質の創製に特化し、世界トップクラスの創薬基盤技術に対する評価は高い。国内外の大手製薬会社との共同開発契約は15社にのぼり、創薬初期段階からの商業化が黒字ベンチャーとしての安定感につながっている。今月中旬には米ブリストル・マイヤーズスクイブ社と共同研究している特殊環状ペプチドが臨床試験に入ったことを開示、今後の展開に期待が高まっている。

 アイホン<6718>=後場一段高。正午ごろに発表した中期経営計画で、19年3月期に連結売上高500億円(16年3月期426億7000万円)、売上高営業利益率10.0%(同7.1%)を目指すとしたことから、意欲的な中計と評価する見方が強まっているようだ。中期計画では、受注プロセス管理強化による、本格化するリニューアル市場の売り上げ拡大、海外各地域へ適応する営業体制の構築などを行う方針だという。

 日本ハム<2282>=大幅続伸。きょうは国内大手証券が目標株価を引き上げており、買い手掛かり材料視されているようだ。SMBC日興証券のリポートによると、17年3月期の営業利益予想を460億円から510億円へ11%、18年3月期は480億円から538億円へ12%、19年3月期は505億円から560億円へ11%増額したと説明。16年3月期実績と17年3月期会社予想を踏まえ、主に加工事業と関連事業の予想を上方修正している。同証券は、目標株価を3480円から3730円へ引き上げ、投資評価は「1」(アウトパフォーム)を継続している。新しい目標株価3730円は前日終値2354円と比べ58.5%高い水準となっている。

 しまむら<8227>=続急伸。同社が27日取引終了後に発表した17年2月期の第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算では、売上高が1404億500万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は120億4600万円(同38.5%増)、最終利益は79億8200万円(同44.2%増)と好調な伸びを示した。前期に在庫処分を進捗させたことで利益率が改善しているほか、品質に重点を置いたPB商品が好調で収益を牽引した。第1四半期を通じて気温が例年より高めに推移したことで、春夏商品の需要喚起につながったことも寄与している。全体相場は内需株中心に物色の矛先が向いており、好決算を素直に好感する格好で買いが集中した。

 大陽日酸<4091>=大幅続伸。SMBC日興証券は27日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は980円から1050円に見直した。「エア・リキードの米国ガス事業の部分買収をテコに同社の米国事業が再度、収益拡大局面に転じる可能性が大きくなってきた」と指摘。このM&Aに関しては、既存事業とのシナジー創出にも期待できる好案件とみている。また、円高が進行するなか、同社のディフェンシブ性がポジティブに評価される局面とも予想している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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