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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2487 CDG

東証S
1,295円
前日比
+6
+0.47%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.4 1.19 1.78 5.33
時価総額 80.8億円
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CDG Research Memo(4):「SPコネクト」が前期比2倍と伸長し、19/3期は2ケタ増益に転じる見通し


■今後の見通し

1. 2019年3月期の業績見通し
CDG<2487>の2019年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.3%増の11,500百万円、営業利益が同17.8%増の750百万円、経常利益が同14.1%増の750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.8%増の517百万円と増収増益に転じる見通し。自動車、流通・小売、化粧品、飲料・嗜好品業界向けを中心に売上拡大が見込まれる。サービス面では「SPコネクト」が前期比2倍の12億円に拡大することが増収要因となる。営業利益は増収効果に加えて、経費の抑制に取り組むことで2ケタ増益を見込んでいる。

業種別の売上動向について見ると、薬品・医療用品業界向けが販促グッズ等の減少により今期も減収が見込まれているが、その他の業界向けについては前期並みもしくは増収が見込まれる。増収が見込まれている業界を見ると、自動車業界向けでは主力顧客の1社で店舗の資材発注のプラットフォームを新たに受注したことが増収要因となる。流通・小売業界向けではセブンーイレブンの販売キャンペーンの受注により増収に転じる見通し。情報・通信業界向けも格安スマートフォンの販売キャンペーンが続くことから堅調な推移が見込まれる。化粧品業界向けでは人材採用関連のイベントの受注を獲得し、前期比で2割増収を目指している。

また、飲料・嗜好品業界向けではネスレ日本から訪日中国人観光客向けインバウンドマーケティングの案件を新たに受注し、増収要因となる。インバウンドマーケティングの流れとしては、訪日前に各種媒体を使って自社商品の事前告知を行い、訪日中においても滞在ホテル等のタッチポイントを拡大し購入店舗へと誘導していく。また、帰国後においてもSNS等を活用して口コミの拡散やECでの定期購入化を進めていく格好となる。同社ではインバウンド需要が引続き旺盛なことから、他の顧客へも同様の提案を行い横展開していく考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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