CDG Research Memo(5):2018年3月期は利益率も向上し、2ケタ増益見通しに
■今後の見通し
1. 2018年3月期の業績見通し
CDG<2487>の2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.7%増の12,000百万円、営業利益が同18.9%増の800百万円、経常利益が同16.7%増の800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.4%増の552百万円と増収増益となる見通し。引き続き自動車業界向けやファッション・アクセサリー業界向け等を中心に既存顧客での売上深耕に取り組んでいくほか、SNS等を活用したデジタルプロモーションも含めたソリューション提案を行うことで売上拡大を図っていく方針となっている。
上期については新卒採用者数が17名と例年より多かったことによる人件費や教育費等の増加で減益となるが、通期では2ケタ増益を見込んでいる。引き続き受注案件ごとの利益率向上に取り組むほか、前期のコスト増要因であった賃借料の増加や東証1部上場に伴う関連費用がなくなること等により、営業利益率も2017年3月期の6.0%から6.7%へと上昇する見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《MW》
提供:フィスコ