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2483 翻訳センター

東証S
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翻訳センター Research Memo(7):中計利益目標は達成の見通し、「グループシナジー最大化」で更なる成果を期待


■翻訳センター<2483>の中長期の成長戦略

1. 第三次中期経営計画
第三次中期経営計画は最終年度に入った。2018年3月期に、売上高で11,000百万円、営業利益で750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で450百万円を目指すとする中期経営計画目標だが、利益に関しては達成が視野に入ってきた。売上高目標に関しては達成が難しくなったものの、北京の子会社の解散、子会社の(株)国際事務センターの吸収合併など、整理統合に選択と集中を断行したためであり織り込み済みである。重点施策として、1)顧客満足度向上のための分野特化戦略の更なる推進、2)ビジネスプロセスの最適化による生産性向上、3)ランゲージサービスにおけるグループシナジーの最大化、の3つを推進しており成果が出ている。

2. ランゲージサービスにおけるグループシナジーの最大化
重点施策の1つである「ランゲージサービスにおけるグループシナジーの最大化」において、大きな成果が現れている。まず、コンベンション事業の大幅伸長は、同事業の業績が拡大しただけでなく、注目度の高い大型国際会議の獲得により、グループ全体の知名度やブランドを向上させることに貢献した。また、事業間のクロスセルが進展してきている。一例として下記が挙げられる。

例1)大手通信会社・・・通訳事業の顧客であったが翻訳事業でも受注獲得
例2)大手金融機関・・・派遣事業の顧客であったが翻訳事業でも受注獲得
例3)コンベンション顧客・・・コンベンションでの通訳及びその前後での翻訳業務の受注

このほか様々な顧客接点において、管理系部署に強い(株)アイ・エス・エスと技術系に強い同社の間でクロスセルの機会が発生しており、統合効果は持続している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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