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2483 翻訳センター

東証S
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時価総額 67.9億円
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翻訳センター<2483>市場環境は良好、企業や自治体の外国語対応は更に進む


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』2月18日放送において、翻訳センター<2483>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

Q.同社の概要からご説明ください。

同社は翻訳業界の国内最大手です。1986 年に医薬分野の専門翻訳会社として創業し、特許、工業・ローカライゼーション、金融・法務などに分野を拡大してきました。現在は、翻訳だけでなく通訳、派遣、国際会議企画・運営、通訳者・翻訳者教育などに多角化し、顧客企業のグローバル展開における幅広い外国語ニーズに対応しています。


Q.事業の詳細についてもお願いします。

16年3月期第2四半期累計の業績をみると、翻訳事業が売上高構成比の75.2%を占める主力事業です。顧客業種別に分けて売上構成比を見ていくと、医薬が25.7%、工業・ローカライゼ?ションが21.2%、特許が20.5%、金融・法務が7.8% となっています。取引会社数は約4,000 社、年間受注件数は約59,000 件で、その約80%は日本語と英語間での翻訳でありますが、他言語の翻訳も近年伸びています。
翻訳事業以外では、派遣事業の売上高構成比が10.4%、通訳事業が6.9%、コンベンショ
ン事業が3.2%、語学教育事業が2.5% と、ランゲージサービスを総合的に展開しています。

同社の強みは、いち早く専門分野に特化したことで、組織化・システム化された営業・制作機能を有している点です。品質、スピード、コストといった、提供価値のバランスが良く、大規模化や多言語化などの新しい顧客ニーズにも対応でき、リピートオーダーが7 割超と顧客満足度は高くなっています。
国内翻訳業界トップシェアを誇り、世界の語学サービス企業で14 位、アジアでは4 年連続1 位のポジションを築いています。


Q.事業環境について教えてください。

矢野経済研究所によると、2015 年の翻訳・通訳の国内市場規模は推計で約2,577 億円、2012年~2015年では、年率3.1%成長と着実に伸長しています。大半を占める産業翻訳のニーズの最近の特徴は、「多言語化」「スピード化」「大型プロジェクト」が挙げられます。同社が納入事例を持つ「自動車のナビゲーションシステムを全世界同時展開するうえで30 言語以上に翻訳する業務」などは、翻訳大手にしか受注できないタイプのものになります。また医薬業界では、にトップ製薬会社30 社中20 社以上と取引実績があり、有利な市場環境は今後も続くものと予想されます。また、インバウンド需要の増加に伴い、企業や自治体の外国語対応も更に進むと予想されます。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TM》

 提供:フィスコ

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