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本日の注目個別銘柄:みずほ、SUMCO、東芝など


<4755> 楽天 1127 -71
大幅反落。第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は578億円で前年同期比92%と大幅増益だが、投資評価益を除いたベースでは300億円、同横ばいで実質的にはインパクトが乏しいようだ。こうしたなか、国内EC事業の伸び悩みをマイナス視する動きが優勢に。流通総額は前年同期比13.7%増と好調も、営業利益は同6.7%減となったようだ。C2Cフリマ、デリバリーなど新規事業の先行投資が背景に。

<8411> みずほ 199.2 -2.1
続落。上半期決算を発表している。純利益は3166億円で前年同期比11.5%減益、通期計画に対する進捗率は58%となっている。与信関係収支や株式等損益の改善が高進捗の背景となっている。ただ、業務純益が同41.2%減と大幅に減少しており、ネガティブに捉える見方が優勢。構造改革への取り組みが示されたものの、先に観測報道が伝わっていたこともあり、当面は進捗度合いを見極めたいといった見方に。

<3436> SUMCO 3020 +196
大幅反発。本日の早朝に、MSCIの四半期毎の定期入れ替えが発表されており、パーソルHD<2181>、ダイフク<6383>とともに同社も新規採用となった。他の2社と比べて期待値は相対的に高くなかった印象もある。11月30日にリバランスの需給が発生することになるが、大和証券の試算では、同社は320億円の買い需要とされている。ちなみに、除外銘柄はみらかHD、広島銀、中国銀となっている。

<6502> 東芝 292 +13
大幅反発。米ウエスタン・デジタル(WD)が国際仲裁裁判所に「東芝メモリ」の売却差し止めを求めた訴訟をめぐり両社が和解に向けて本格的な協議に入ったことがわかったと一部メディアが報じている。報道によると訴訟を取り下げる代わりに、半導体メモリーの共同生産を続けることが主な条件となるようだ。関係者によると両社とも前向きな姿勢とのことで、改めて売却の進展期待が高まる展開に。

<6481> THK 4180 -210
大幅反落。第2四半期決算を発表している。7-9月期の営業利益は85億円で、会社計画の88億円、市場予想の100億円強を下回った。FA関連各社の上方修正が相次ぐ中、通期予想の据え置きもネガティブ視される。受注は日本や中国を中心に好調推移となっているが、生産能力が受注水準に追い付いていないもようであり、収益が抑えられる形に。来期の収益成長期待は後退していないが、短期的には期待感の反動が強まる。

<6378> 木村化 523 +80
ストップ高。前日に上半期決算を発表、営業利益は7.2億円で前年同期の0.1億円から急拡大する格好になっている。従来予想の4.4億円も大幅に上回る着地となった。通期予想も従来の8.7億円から12億円に上方修正、経費削減や工程管理の強化による原価率の改善などが背景。通期業績に関しては、期中に受注した大型進行基準案件の売上増も寄与する見通し。

<2453> JBR 530 +80
ストップ高。前日に9月期の決算を発表している。実績営業利益は8.9億円で前期比8%増益、従来予想の8億円を上回り増益での着地となった。期末配当金も従来予想比1円増配の6円としている。また、今9月期は12億円で同35%の大幅増益予想、年間配当金は前期の9円から10円に引き上げへ。一部季刊誌では営業利益10億円の予想であったが、大きく上回る強気見通しを好材料視する動きに。

<2802> 味の素 2088.5 -61.5
大幅続落。大和証券が投資判断を「1」から「3」に、一気に2段階格下げしていることが嫌気された。目標株価も2900円から2250円に引き下げ。7日に発表された決算はややネガティブと指摘、事業利益の水準が想定比未達となったこと、海外事業を中心に新たなリスクが出てきたことなどから、先行きに対する不透明感が増したとしている。海外事業の成長性の高さによるプレミアムは低下と考えているもよう。

<6815> ユニデンHD 298 -48
大幅反落で一時下落率トップ。前日に上半期の決算を発表、営業利益は12.2億円で前年同期比約2.2倍、従来予想の8.9億円を上回る着地となった。ただ、第1四半期が6.2億円で同3.6倍となっていたことから、上振れは想定の範囲内と捉えられている。通期予想は据え置いているが、上半期の上振れは収益増をけん引した不動産事業の前倒し販売が主因となるため、下期の上振れ余地は小さくなるとの見方も優勢に。

<6258> 平田機工 13290 -1340
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は58.1億円で前年同期比76.7%の大幅増益、通期計画は据え置いているものの、年間配当金は従来の100円から記念配当を含めた125円に引き上げている。ただ、第1四半期営業益は倍増となっていたことで、足元の好決算は織り込み済みと捉えられている。また、上半期の受注高がマイナスに転じていることもあり、目先の材料出尽くし感が優勢となったようだ。

<2120> LIFULL 876 +91
大幅反発。前日に17年9月期の決算を発表している。6カ月の変則決算となるが、公告宣伝費の積極投入などで、営業利益は10億円で前年同期比59%減益となった。ただ、前期の収益低迷は想定線、18年9月期営業利益は50億円を計画しており、市場予想を上回る水準となっている。成長期待の再燃が反映されているほか、強気のガイダンスを受けて、ショートカバーの動きなども活発化しているとみられる。
《DM》

 提供:フィスコ

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