貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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2432 ディー・エヌ・エー

東証P
1,486.5円
前日比
-47.5
-3.10%
PTS
1,497.7円
18:23 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.82 22.69
時価総額 1,816億円
比較される銘柄
グリー, 
ラインヤフー, 
サイバー
決算発表予定日

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夢展望 Research Memo(2):玩具・雑貨でスタートし、健康食品を経て、レディースファッションのECで急成長


■会社概要

1. 沿革
夢展望<3185>は1998年に現取締役会長の岡隆宏(おかたかひろ)氏により大阪府箕面市にドリームビジョン株式会社として設立された。設立時は玩具・雑貨の販売を事業目的としてスタートし、フィギュアやカプセルトイなどを商材として、香港を起点に製造・卸売を行っていた。しかし、香港でのSARS流行をきっかけに、国内でEC事業を開始し、コスメ商材やダイエット食品、健康食品等の販売に業態を転換した。その後、2005年に衣料品販売事業に進出した。

こうした経緯から明らかなように、同社は基本的にEC事業者として発展を遂げてきた。ガラ携時代の2003年に楽天市場(楽天<4755>)に出店したのを皮切りに、ビッダーズ(ディー・エヌ・エー<2432>)、ヤフーショッピング(ヤフー<4689>)などのECモールに出店を重ねた。レディースファッションに商材転換後は、ECサイトのブランドとしてプリンセス館やグラマラス館、ガーリーカジュアル館などを次々と展開したが、現在では夢展望の自社サイトと各ECモール支店という構成になっている。

同社は2008年に社名を現社名に変更した後、2013年7月に東証マザーズ市場に上場を果たした。業績的には上場前後の2012年9月期~2013年9月期がピークであり、2014年9月期に営業赤字に転落した後は2017年3月期まで営業損失が続いている。その間の2015年3月に、第三者割当増資によりRIZAPグループ(当時は健康コーポレーション(株))傘下に入った。

RIZAPグループの子会社となった後、2015年9月に現代表取締役社長の濱中眞紀夫(はまなかまきお)氏が営業本部長に着任した。濱中氏は2015年7月にRIZAPグループのアパレル統括室室長としてRIZAPグループに入社した。それ以前はジーンズメイト<7448>や(株)リヴァンプ等でアパレル業界の経営や再生に携わった豊富な経験を有する。同社入社後は、当時代表取締役社長を務めていた岡氏とともに事業構造改革と収益の立て直しに取り組み、2016年12月に代表取締役社長に就任して現在に至っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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