アウトソシン、今期最終を一転81％減益に下方修正

・当期純利益につきましては、売上高同様に既存のグループ会社の業績は順調であることに加え、新規に取得した会社の業績も順調に増益寄与しますが、その一方、円高による円換算数値での目減りも２億円近く生じている上、会計基準の変更により前期まではのれんに計上されていた会社取得にかかるアドバイザリー費用やデューデリジェンス費用等が第３四半期迄で既に約９億円発生しており、加えて、本日発表の「ドイツOrizon Holding GmbHの株式取得（孫会社化）に関するお知らせ」のとおり、取得にかかる費用９億円の多くも今期計上される見通しです。　この結果、営業利益は37億円となる見通しであり、経常利益は、これらの影響に加えてＭ＆Ａに伴う借入金利や手数料等６億円が生じる影響を受けて33億円となる見通しです。また、当期純利益につきましては、これらのＭ＆Ａに関連する費用（金融関連費用は除く）が連結上での処理として税金計算には加味されず、当期純利益の段階まで影響を及ぼすため、3.5億円となる見通しであります。　なお、来期は、今回取得した会社に関する一時的費用の発生がなくなる上、国際財務報告基準（ＩＦＲＳ）に移行することに伴って、今期27億円発生する見通しののれん償却の多くが償却されなくなることから、当社グループの業績もより大きく伸長するものと考えております。※配当予想について　以上のとおり、平成28年度の業績予想は修正いたしますが、配当予想につきましては、Ｍ＆Ａの一過性の費用や為替の影響以外の業績は順調であることから、平成28年２月12日付の平成27年12月期決算短信にて発表しました予想を据え置きいたします。（注）本資料に記載しております業績予想等につきましては現時点で得られました情報に基づき算定しております。実際の業績は今後さまざまな要因により本資料の見通しとは異なる結果となる可能性があります。