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フジコー---1Qは売上高が8.99億円、森林発電事業が計画通り推移


フジコー<2405>は7日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.7%減の8.99億円、営業利益が同35.6%減の0.82億円、経常利益が同33.8%減の0.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同27.3%減の0.48億円となった。

セグメントの業績では、建設系リサイクル事業は、受入数量と外注委託数量のバランスを考慮しつつ、受入時のスムーズな荷下ろし等のサービス向上と受入後は効率的な処分による稼働率の向上に向けた改善に注力する事により、外注委託数量の減少を進めている。全般的な受入数量は、発電施設の法定点検及び焼却施設の補修工事等により若干減少しているが、第1四半期の新規取引先件数は44件となり、非建設系廃棄物の受入拡大を含め、安定稼働に努めている。発電施設の売電数量は、法定点検を実施した影響により減少している。また、事業停止の影響により新築工事現場からの収集運搬事業等が大幅に減少した。

食品系リサイクル事業は、液状化飼料の販売拡大に向け、新規契約先の開拓に注力している。再資源化センターでの合計受入数量は前年同期比で12.9%減少し、販売先の肥育頭数の減少等により、液状化飼料の販売数量は20.9%減少している。

白蟻解体工事は、解体工事は安定受注に努めた結果、計画通り推移しているが、前期に大 型工事が完了したため、売上高が前年同期比で23.7%減少している。また、白蟻工事は新築工事、既存工事ともに件数が減少している。

森林発電事業は、発電燃料となる木材購入が当初から計画していた原木に加え、発電施設近隣の製材工場から発生する背板の受入数量が増加している。燃料加工及び発電は概ね計画通り推移している。継続的に安定した木材調達に注力している。

2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の36.00億円、営業利益が同48.6%増の3.40億円、経常利益が同66.2%増の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が139.8%増の2.00億円とする期首計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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