FJK Research Memo(10):17/6期は2円増配の12円配の見通し
■株主還元
フジコー<2405>は、成長に応じた株主への利益還元を重要課題と認識しているが、現状は今後の成長に向けた設備投資や財務基盤の強化等に注力する方針としている。2016年6月期は、前期比1円増配となる1株当たり10円(中間5円、期末5円)を実施した(配当性向28.9%)。2017年6月期も前期比2円増配となる1株当たり12円(中間6円、期末6円)と増配基調が継続する見通しである(予想配当性向21.1%)。弊社では、今後も安定的な配当政策を基本としながらも、森林発電事業を軸とした持続的成長により増配の余地は十分にあるとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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提供:フィスコ