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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2395 新日本科学

東証P
1,532円
前日比
-8
-0.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.0 2.11 3.26 2.36
時価総額 638億円

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<動意株・16日>(大引け)=日本通信、ウォンテッドリー、パーク24など

 日本通信<9424>=急騰。同社は通信回線を借り受けて通信サービスを行う仮想移動体通信事業者(MVNO)の草分けで、格安SIM事業を展開している。足もとの業績は苦戦しているものの、18年4~6月期は営業損益が1億6600万円の赤字と赤字幅を縮小させている。きょうは、16日付の日本経済新聞が「総務省は2019年7月から、割安な中古のスマートフォン(スマホ)を購入した消費者がどの通信会社でも選べる体制を整える。NTTドコモなど通信大手3社に、自社が販売したスマホを他社の通信網でも使えるようにする」と報じた。「SIMロック」の解除に伴い、同社のビジネスチャンスが広がるとの思惑が投機資金の流入を誘った。

 ウォンテッドリー<3991>=急伸。同社は15日の取引終了後、18年8月期の連結業績予想について、売上高を16億2700万円から19億3700万円(前期比50.3%増)へ上方修正したことが好感されている。新規有料企業数や提案販売が計画を上回るペースで推移し、オプション販売も好調に推移していることから予想を引き上げるという。なお、営業利益は1億9400万円(同3倍)、純利益は1億3400万円(同5.4倍)の従来見通しを据え置いている。

 パーク24<4666>=反発。同社が15日の取引終了後に発表した7月度のグループ月次速報で、タイムズ駐車場の売上高が前年同月比6.4%増となり、前年比プラス基調を維持していることが好感されている。106件5739台の新規開発を行ったことなどが寄与した。また、カーシェアリングサービス「タイムズ カー プラス」の車両数は2万2377台で、会員数は103万7956人と順調に積み上がっており、これも好材料視されている。

 シーズメン<3083>=ストップ高。同社は15日の取引終了後、投資事業有限責任組合デジタルアセットファンドなど14先を割当先とする88万2800株の第三者割当増資を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。発行価格は679円で、約6億円を調達する。調達資金は、7月に子会社化したピートへの投資に当てるほか、インターネットビジネスの再構築や4店舗の出店費用および改装費用などに充当する方針だ。

 エクストリーム<6033>=ストップ高。同社は前日まで11連騰でそのうちザラ場を含めると9回のストップ高という異彩の急騰劇を演じている。中国でiOS版の配信が開始されたスマートフォンゲーム「ラングリッサー」のロイヤルティー収益が同社の業績に与える影響を材料視しているが、株価の上昇は既にファンダメンタルズから大きく離れた需給思惑に特化した相場展開となっている。8月10日に増し担保規制が入っているが、それをものともしない上昇で株価は1万円大台を突破、初動時から2週間で時価総額は6倍以上に変貌している。

 新日本科学<2395>=大幅反発。同社は15日の取引終了後、米国事業の再編を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。米国で前臨床事業を行うSNBL USAを分社化し、新会社を設立。研究施設を除いて新会社に事業を移管し、新会社の株式をカナダのアルタサイエンス社(ケベック州)に売却するという。これにより米国事業の再編はすべて完了することになり、売却に伴う一時金や引き続き保有する研究施設の賃貸収入などと合わせ、業績への貢献が期待されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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