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2375 ギグワークス

東証S
590円
前日比
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PTS
592.1円
09:44 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
137 3.82 0.85 1,999
時価総額 130億円
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ギグワークス---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、売上・営業利益とも過去最高


ギグワークス<2375>は11日、2021年10月期第2四半期(20年11月-21年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比28.0%増の117.58億円、営業利益が同88.9%増の8.40億円、経常利益が同92.2%増の8.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同53.3%増の4.13億円となった。

オンデマンドエコノミー事業の売上高は前年同期比33.0%増の104.33億円、セグメント利益は同76.8%増の14.97億円となった。昨年受注した大型案件が予定通り今春にて完了し、本年度上期の業績に寄与している。下期は、現状複数の新規案件の引き合いがあり、受注獲得を目指している。自社で運営するコンタクトセンターは、ニーズの高まりを受けて「東京・大阪・福岡」を中心に増席を進め、6拠点を活用したBCPの体制が整い、通販・テクニカルサポート・IoT関連のサポートセンター等の受注拡大が進んでおり順調に稼働している。また、各学校に1人1台の学習者用パソコンと高速ネットワーク環境などを整備する「GIGAスクール構想」に関連する案件は、半導体不足によるPC調達の遅れはあったものの、作業効率化の効果もありパソコンのキッティング業務や設定設置業務は堅調に推移した。ITエンジニアによるプロフェッショナルサービスは、自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.CRM3」の販売は、感染症再拡大の影響で一部開発の延期が発生していることもあり軟調に推移した。受託開発案件は、感染症再拡大の影響は一旦底入れし、回復基調に向かっている。案件延期による非稼働エンジニアは、徐々に減少しており、引き続き教育研修を行い景気回復時の再受注を見据えつつ、自社新製品の開発要員として機動的に再配分する予定でいる。

シェアリングエコノミー事業の売上高は前年同期比1.4%増の13.77億円、セグメント損失は0.88億円(前年同期は0.97億円の利益)となった。子会社であるアセットデザインにおいて、2020年12月より多拠点サテライト「スマートオフィス」のサービスを開始した。当第2四半期は、この新サービスの直営拠点増加による費用先行の影響から、セグメント損益を引き続き計上しているが、シェアオフィスの利用企業数は5,000社、ドロップイン会員についても1,100社を超え、既存オフィスの稼働率は87%と高い水準で推移している。

2021年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.4%増の240.00億円、営業利益が同19.7%増の12.00億円、経常利益が同19.4%増の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.5%増の7.00億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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