7日、アイロムG <
2372> が再生医療・遺伝子創薬に用いるiPS細胞作製に必要な臨床用ベクターの製造を目的とした「GMPベクター製造施設」を建設すると発表したことが買い材料。
「GMPベクター製造施設」は厚生労働省が定めた安全基準などに適した初の生産拠点。臨床用のiPS細胞や分化細胞を作製する各因子を搭載したベクターは国内外の研究機関などに供給する。建設は千代建 <
6366> が行い、16年中の稼働を目指す。
発表を受けて、臨床用ベクターの量産化による業績貢献に期待した買いが向かった。
株探ニュース