貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2315 CAICAD

東証S
54円
前日比
-3
-5.26%
PTS
54.7円
22:22 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
54.0 3.61 6.97
時価総額 73.7億円
比較される銘柄
サイオス, 
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IXナレッジ

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<動意株・20日>(大引け)=Sansan、日金属など

 Sansan<4443>=続伸。午後1時ごろ、クラウド請求書受領サービス「Bill One」に仕訳機能を追加したと発表しており、これが好材料視されている。仕訳とは取引の要素を分類し、帳簿に記載することで、仕訳された記録は最終的に「貸借対照表」や「損益計算書」などの決算書としてまとめられる。今回、請求書処理で必要となる仕訳業務をBill One上で対応することが可能になることで経理業務の迅速化につながり、利便性向上による利用拡大が期待されている。

 日本金属<5491>=急動意。同社はきょう寄り前に、産業技術総合研究所(東京都千代田区)、不二ライトメタル(熊本県長洲町)との共同研究により、優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を開発したと発表しており、材料視されている。これまでのマグネシウム合金圧延材の室温成形性はアルミ合金と比較して低く、プレス成形に際しては、加工する圧延材と金型を200~300度Cに加熱する必要があった。これに対し、開発した「ZA系新マグネシウム合金圧延材」は、MgZn系合金に特定元素を微量に添加して結晶の配向を制御するとともに、実用的な強度を付与した合金で、アルミ合金並みの室温張出し成形性を発揮するとしている。また、アルミダイカスト材を超える熱伝導率を示すことから、大量の熱を発生する5G機器やモバイルIT機器、電動化や自動運転化によって搭載量の増加が見込まれる、熱対策が必要な車載電子機器への使用に好適な材料として期待されている。

 Jストリーム<4308>=大幅高で5日続伸。19日の取引終了後、インターネットライブ配信実施時にリアルタイムかつテレビ局クオリティーの字幕が挿入できる「リアルタイム字幕挿入サービス」の提供を開始したと発表したことが好感されている。「リアルタイム字幕挿入サービス」は、字幕制作をフジテレビやFNS系列局で放送されるニュースなどの生放送における字幕の制作を行うフジミック(東京都江東区)が担当し、テレビ局クオリティーの高品質な字幕の挿入を実現。また、配信プラットフォームを限定せずに利用できるほか、オンデマンド用収録といったライブ以外での利用にも対応しているという。

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>=上げ足早め年初来高値更新。きょう朝方、22年3月期上期(4~9月)業績予想の上方修正を発表。営業利益を17億5700万円から20億8900万円(前年同期比28.9%増)へ増額しており、これを好感した買いが入っているようだ。売上高予想も95億400万円から102億7700万円(同10.9%減)へ引き上げた。外出自粛やテレワークの広がりを背景に、ECサイト構築需要やワークフローサービスの売り上げが拡大したことなどが業績を押し上げる。あわせて、通期配当予想の増額も発表し、従来予想の30円(中間・期末各15円)から40円(中間・期末各20円)へ見直した。前期実績の30円から10円の増配となる見込み。

 CAICA<2315>=急伸。同社は19日取引終了後、子会社のCAICAテクノロジーズ(東京都港区)が、NFT(代替不可能なトークン)の発行や流通が可能なNFTプラットフォームの拡販について、画像認識製品「GAZIRU個体識別サービス」を提供するGAZIRU(東京都港区)とアライアンスを締結したと発表しており、材料視されている。NFTプラットフォームは、デジタルデータやデジタルアート、ゲーム内アイテムなどデジタルコンテンツの流通に強みを持つ一方で、リアルな「モノ」とのひもづけに課題があったが、今回の連携により、タグやシリアルナンバーが付与されていないリアルな「モノ」であっても汎用のカメラを通して個体識別し、その結果をNFTプラットフォーム上で扱うことを想定。個体識別情報が付与されたNFTトークンを発行し、流通させる機能を持つことから、ユースケースの大幅な拡大が見込まれるとした。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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