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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2315CAICA

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PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 127億円

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CAICA Research Memo(11):革新的な金融サービスの創出により、IT金融企業への変革を目指す


■成長戦略

国内のIT市場は、DX推進の動きが加速するなかで今後も持続的な成長が見込める一方、競争の激化や人材不足などが課題となっている。そのような環境下でCAICA<2315>が大きく飛躍するためには、成長性が期待でき、かつ付加価値の高い分野への経営資源の集中及び積極投資(M&Aを含む)により新たなプレゼンスの獲得が重要であるとの認識に立ったうえで、これまでのシステム開発業に加え、ブロックチェーンを活用したFinTech関連ビジネスと高度IT技術者の確保につながる事業をコア事業として位置付けている。とりわけ、暗号資産ビジネスへの取り組みを加速することによりFinTech分野でのトップランナーを目指すとともに、中長期的には海外展開や社会インフラ関連ソリューションへの進出も視野に入れているようだ。また、金融とITをシームレスに統合したこれまでにないタイプの事業モデルの構築(金融プラットフォーム構想)にも取り組む未来像も描いている。すなわち、金融に暗号資産という新概念が登場し、パラダイムシフトの黎明期にあるなかで、新しいプレイヤーが垣根を越えて参入できるチャンスが広がっていることから、金融とITに高度に精通した同社ならではの新しい価値創造を実現していく考えである。

他社に先駆けてブロックチェーン技術を活用したFinTech分野に注力し、高い信頼性やセキュリティ機能などが求められる暗号資産交換所システムで実績を積み上げてきた同社には、暗号資産ビジネスを展開するうえで大きなアドバンテージがあると見ている。特に、FinTech分野に特化することにより一次請けのポジションを狙う戦略は、収益性やプレゼンスを高めるうえでも理にかなった戦略と評価できる。また、金融とITをシームレスに統合した新しいタイプの事業モデルの構築(金融プラットフォーム構想)に取り組む方向性についても、現時点では未知数の部分が大きいものの、第一種金融商品取引業であるeワラント証券や暗号資産交換業者を自社グループ内に抱えるシステム開発会社という、他に例を見ないユニークな事業基盤を生かせるうえ、暗号資産ビジネスを展開するための差別化要因としても期待が持てる。当面の注目点としては、1)CFD取引や暗号資産に関わる革新的な商品の開発、2)独自の「暗号資産交換所システム」の拡販に向けた進捗、3)「Zaif」向けシステム開発案件の受注動向、などがポイントになるだろう。また、長期的視点からは、金融プラットフォーム構想やステーブルコインの動きなど、ポテンシャルの大きな分野への展開にも注目したい。短期から中長期まで、デジタル化の潮流に合致した戦略を設定しており、今後の成長期待は大きい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《YM》

 提供:フィスコ

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