カイカ Research Memo(3):新型コロナの影響で計画達成のハードルは高まる
19年10月期実績売上高7,600百万円、営業利益-615百万円に対し、20年10月期は売上高8,044百万円、営業利益350百万円をCAICA<2315>側では計画している。大幅増収増益の計画であったが、新型コロナの影響で計画達成のハードルは高まっている。
濃淡はあるものの各事業でコロナの影響が生じており、また経済危機に備えキャッシュポジションを増やすためクシム株式の一部を売却し、同社が連結決算の対象から外れることが主な要因。しかし新型コロナの影響はマイナス面だけではなく、社会的にテレワークのニーズが増大しており、これを安全に実施するにはセキュリティ対策が不可欠であり、主力の情報サービス事業では今後これらの商品の販売拡大を図っていく方針。
(執筆:フィスコアナリスト)
《SF》
提供:フィスコ