学情は急反落、第３四半期累計決算は営業増益も５～７月は２２％営業減益

　学情<2301>は急反落で年初来安値を更新。１０日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１７年１１月～１８年７月）単独決算は、売上高４６億６９００万円（前年同期比１４．１％増）、営業利益１０億５８００万円（同８．７％増）、純利益７億９０００万円（同１．７％減）と営業増益だったが、５～７月では２２．１％営業減益となっており、足もとの業績悪化を嫌気した売りが出ているようだ。

　「就職博」の販売が拡大したほか、２０代の若手人材専門転職サイト「Ｒｅ就活」の販売も好調に推移し売上高を押し上げた。ただ、「Ｒｅ就活」のテレビＣＭなどをはじめ大規模プロモーションを継続しており、これらが響いた。

　なお、１８年１０月期通期業績予想は、売上高６２億円（前期比１０．３％増）、営業利益１７億円（同２１．３％増）、純利益１２億４０００万円（同１．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）