林兼産が大幅続伸、TPP交渉大筋合意で関連有力株として物色人気加速
林兼産業<2286>が大幅続伸、一時16.2%高の150円まで上値を伸ばした。注目されていた米アトランタで開かれていた環太平洋経済連携協定(TPP)交渉では、参加12カ国が大筋合意に達する見込みとなったことから、収益面で恩恵を受けるとみられる銘柄に改めて物色の矛先が向かっている。同社は食肉加工を手掛けることから、TPP妥結に伴い関税引き下げメリットを享受するとの見方が買いの根拠となっている。また、株式需給面では材料株素地に富み、流動性を伴いながら値運びの速さが魅力で、短期値幅取りを狙った投機資金の追随買いを誘導している。
林兼産の株価は9時21分現在146円(△17円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
林兼産の株価は9時21分現在146円(△17円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)