モロゾフが大幅反落、償却費増などで１９年１月期は減収減益見通し

　モロゾフ<2217>が大幅反落となっている。前週末１６日の取引終了後に発表した１９年１月期の単独業績予想で、売上高２９４億円（前期比０．７％減）、営業利益２３億２０００万円（同３．６％減）、純利益１５億円（同９．４％減）と減収減益を見込んでいることが嫌気されている。

　百貨店の閉鎖などによる売り上げの減少を見込んでいることに加えて、主力工場である西神工場の焼き菓子ラインの再構築に伴う減価償却費の増加などが利益を圧迫する見通しという。

　なお、１８年１月期決算は、売上高２９６億円（前の期比１．５％増）、営業利益２４億５００万円（同１９．７％増）、純利益１６億５６００万円（同３５．０％増）だった。バレンタインデーやクリスマスなどイベント商戦が好調だったことに加えて、「ファヤージュ」や「アルカディア」などの焼き菓子も堅調に推移した。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）