貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2173 博展

東証G
604円
前日比
-6
-0.98%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.4 3.54 2.81 10.81
時価総額 97.7億円
比較される銘柄
Fインタ, 
DMS, 
日宣
決算発表予定日

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<動意株・2日>(大引け)=パンチ工業、ツナグGHD、IMVなど

 パンチ工業<6165>=マドを開けての大幅高。フシ目の600円台を回復し年初来高値を奪回。金型部品製造で業界屈指の実力を持つが、景気回復期待が高まっている中国で巨大な顧客基盤を持っており、業績拡大に期待が大きい。営業利益は21年3月期が前の期比9割増の16億1300万円、続く22年3月期も36%増益の22億円と大幅増益基調を確保する見通し。株価指標面でも割安顕著で買い安心感がある。きょうの急伸後の株価換算でもPERは10倍を下回っている。

 ツナググループ・ホールディングス<6551>=上げ足早め4日続伸。午前11時ごろ、同社のオールインワン採用ソリューション「Findin(ファインドイン)」が、マルジュ(東京都豊島区)が提供するシンプル・カンタンに利用できるWeb面接システム「SOKUMEN」とシステム連携したと発表しており、これが好材料視されている。「Findin」は、Webプロモーションから応募管理までオールインワンで完結できる採用ソリューション。今回の連携により、Findinの管理画面内からSOKUMENの面接予約の設定、面接の管理が可能になったとしている。

 IMV<7760>=急反発。世界的な「脱炭素」への取り組みが活発化するなかで電気自動車(EV)の普及に一段と注力する国が増えている。日本でもトヨタ自動車<7203>がEV関連投資を加速させるなど、国内大手自動車メーカーの展開も急だ。そうしたなか、同社は自動車業界を主要顧客に振動試験装置を提供し、世界的にも屈指のシェアを誇るほか、受託試験も手掛ける。自動車向けリチウムイオン電池の充放電の性能確認などでも高い実績を持っていることで、現在のEVシフトの流れに乗り収益機会拡大の思惑が浮上している。業績面も回復顕著で21年9月期営業利益は前期比2.9倍の9億9000万円予想と急変貌する見通し。

 イーブックイニシアティブジャパン<3658>=ストップ高。1日の取引終了後、「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier(東京都新宿区)と電子書籍事業で業務提携すると発表しており、これが材料視されている。この提携により、イーブックは「LINEマンガ」のバックエンド業務を受託する予定で、今年度後半から業務を開始する見込み。同社では、バックエンド業務の共通化を進めることで事業効率の改善やコンテンツ力の向上を図っていく方針で、今後同業務の共通化以外での協業も進めていくとしている。

 博展<2173>=ストップ高。1日の取引終了後、中国市場の広告会社ビューティ・ワークス社と中国市場における展示会事業と広告施策全般の協業を基軸とした業務提携基本契約を締結したと発表しており、物色の矛先が向かった。両社はこれまでもパートナーとして日本企業の中国でのイベント開催や広告展開のサポート実績が豊富にあるが、今回の協業により更に両社が有するノウハウを融合し、日本企業の中国市場での体験型マーケティング活動のサポート領域の拡大を図るとしている。

 ウチダエスコ<4699>=大幅高で5日続伸。1日の取引終了後、21年7月期の連結業績予想について、売上高を200億円から210億円(前期比21.7%増)へ、営業利益を17億円から27億円(同57.7%増)へ、純利益を12億3000万円から19億円(同59.4%増)へ上方修正したことが好感されている。第3四半期累計(20年7月21日~21年4月20日)決算は、ICTサービス事業のGIGAスクール構想に関わる案件が集中したことが寄与し大幅な増収増益となった。同案件は21年3月末までの短納期であり、また案件が集中していることから、品質確保と納期順守のための諸対策コストを見込んでいたものの、着実な案件管理を徹底したことでこれらのコストを大幅に抑制。これが、追加案件の取り込みとキッティングセンターの稼働率アップにつながり、通期業績を押し上げる見通しだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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