貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2160 ジーエヌアイグループ

東証G
2,584円
前日比
+50
+1.97%
PTS
2,615円
23:58 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.3 3.81 46.88
時価総額 1,289億円
比較される銘柄
アンジェス, 
窪田製薬HD, 
エーザイ
決算発表予定日

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<動意株・20日>(大引け)=AFC-HD、アンリツ、Jエレベータなど

 AFC-HDアムスライフサイエンス<2927>=一時ストップ高。午前11時ごろ、21年8月期の連結業績予想について、売上高を160億円から174億円(前期比10.0%増)へ、営業利益を11億円から16億円(同46.4%増)へ、純利益を7億2000万円から10億5000万円(同55.3%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各10円の年20円を予定していた配当予想を中間・期末各12円50銭の年25円に引き上げたことが好感されている。

 アンリツ<6754>=驚異の14連騰。通信計測器のトップメーカーで世界的に商用サービスが本格化する高速通信規格5Gを背景とした基地局やスマートフォンの投資需要を取り込み、業績は売上高、利益ともに拡大基調を堅持している。また、菅政権ではポスト5G(6G)の国際的な主導権争いに乗り遅れないよう通信規格の国際ルール作りを主導し、フロントランナーを目指すことを重要政策のひとつに掲げている。ここでも新たな通信計測器需要が創出され、同社株は関連最右翼として存在感を示す公算が大きい。

 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>=3日続伸。19日の取引終了後、同業の東京エレベーター(東京都中央区)株式の一部(議決権所有割合90.0%)を取得し子会社化したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。東京エレベーターは東京・神奈川・埼玉・千葉などの首都圏を中心に450台以上のエレベーターなどの保守管理を行っている。今回の株式取得で東京エレベーターがグループに加わることで、Jエレベータグループは保守契約台数の増加を通じた首都圏における事業基盤の一層の強化を図るとともに、共通のサービス提供エリアにおける人的資源の相互活用を通じた効率的なメンテナンスの実施、技術ノウハウの提供によるサービス品質の向上などを図ることが可能になるという。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。

 ジーエヌアイグループ<2160>=出来高増勢で4日続伸。同社は19日取引終了後、子会社北京コンチネント薬業が深セン証券取引所への上場申請を決定したことを発表しており、これが株価を強く刺激する材料となった。

 東京製綱<5981>=大幅高で3連騰。ワイヤーロープの最大手で橋梁や超高層ビルのエレベーター用で高い実績を誇る。足もとの業績は厳しく20年3月期は無配に転落したが、株価面では織り込みが進んだ。ここ数年来の業績不振でファンド系資金など機関投資家の保有が減少し、株式需給面から上値が軽くなった。一方で、信託口を経由した株主構成の変化に思惑がある。同社の独自研究によって開発された世界唯一の炭素繊維複合材ケーブルが注目されている。既に米バージニア州のハンプトンロードブリッジトンネル拡張事業に採用された実績を持ち、今後の需要獲得が期待されている。

 日総工産<6569>=急反発。19日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を670億円から680億円(前期比9.3%減)へ、営業利益を18億円から24億円(同21.6%減)へ、純利益を13億円から17億円(同16.4%減)へ上方修正したことが好感されている。主力の製造系人材サービスで、顧客メーカーにおける生産活動再開のもと、製造スタッフの稼働が上昇し、1人当たり売上高が改善するなどの回復基調が従来予想より鮮明となったことが要因。また、自動車関連や電子デバイス関連の一部顧客メーカーが増産・増員に転じ、外部人材活用ニーズの回復が予想より早まり、在籍の増加及び1人当たり売上高の増加が見えつつあることも寄与するとしている。同時に業績予想の修正に伴い、従来11円53銭を予定していた期末一括配当を15円10銭にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期実績に対しては9円90銭の減配になる予定だ。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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