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今週の【マザーズ市場】6月12日~6月16日『高値警戒感から利確の動き広まるも、堅調に推移し底堅い展開に』


【反落、ゲーム株などに利益確定売り】12日(月)

■概況■1125.18、-6.97
12日(月)のマザーズ市場では、このところ強い値動きを見せていたゲーム関連などの人気株の一角で目先の利益を確定する動きが広がった。下値では押し目買いが入ったほか、バイオ株などに物色が向かい、マザーズ指数はプラスに切り返す場面もあった。しかし、高値警戒感などから資金の逃げ足の速さが目立った。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1658.18億円。騰落数は、値上がり81銘柄、値下がり153銘柄、変わらず3銘柄となった。


◆注目銘柄◆
ゲーム株のモブキャス<3664>がストップ安まで売られ、今期業績予想を下方修正したシャノン<3976>はストップ安比例配分となった。また、決算発表したフィット<1436>やFS<2159>、信用規制解除を巡る思惑が広がったエディア<3935>も10%を超える大幅安。その他、サイバーS<3810>、インフォテリ<3853>、アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、ドリコム<3793>などが下落した。

一方、遺伝子治療薬の承認申請に係る報道が伝わったアンジェス<4563>がストップ高比例配分となり、ソレイジア<4597>など他のバイオ株の刺激材料となった。また、アールエイシ<3248>が連日のストップ高比例配分となり、ASJ<2351>やmbs<1401>もストップ高で本日の取引を終えた。その他、REMIX<3825>、グレイス<6541>、モルフォ<3653>などが上昇し、第1四半期決算や株式分割実施を発表したネオジャパン<3921>などが10%を超える大幅高となった。

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【反発、材料株やバイオ株に買い】13日(火)

■概況■1127.41、+2.23
13日(火)のマザーズ市場では、材料株やバイオ株などに買いが向かい、マザーズ指数は朝安後にプラスへと切り返した。ただ、直近の人気株などでは利益確定の動きが続き、マザーズ指数の重しとなった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1361.91億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり116銘柄、変わらず11銘柄となった。マザーズ指数は前日の値幅内で推移した。


◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのREMIX<3825>が急反落し、下落率でもトップとなった。その他売買代金上位では、ソレイジア<4597>、モブキャス<3664>、ミクシィ<2121>、サイバーS<3810>、グレイス<6541>などが下落。また、フィット<1436>やリネットジャパン<3556>、総医研<2385>はやや下げが目立った。一方、アンジェス<4563>やmbs<1401>は買い気配が続き連日のストップ高。アンジェスは引き続き遺伝子治療薬の申請観測報道が、またmbsは特許取得がそれぞれ材料視された。ホットリンク<3680>もストップ高で取引を終えたほか、「網羅的がん遺伝子解析」を開始すると発表したトランスG<2342>や一部証券会社のレポートが観測されたシンプロメンテ<6086>は大幅高。その他、アカツキ<3932>、ASJ<2351>、アプリックス<3727>などが上昇した。


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【続伸、バイオ株などに買い先行】14日(水)

■概況■1138.55、+11.14
14日(水)のマザーズ市場では、日経平均の反発スタートを支援材料として、マザーズ指数は朝方に一時1150.86pt(前日比23.45pt高)まで上昇して年初来高値を更新した。このところのバイオ株物色の流れが続いた。しかし、今晩は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が控えていることもあり、買いが一巡すると目先の利益を確定する動きが目立った。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1497.54億円。騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり126銘柄、変わらず3銘柄となった。


◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのアカツキ<3932>や、SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>などが上昇。アンジェス<4563>は3日連続のストップ高で、ASJ<2351>も大幅続伸した。GNI<2160>やトランスG<2342>といったバイオ株は大幅高となる場面があったものの、上げ幅を縮めて本日の取引を終えた。また、チェンジ<3962>やサイバーダイン<7779>はリリースを手掛かりに買いが向かったが、これらの上昇も持続力に乏しかった。一方、REMIX<3825>やグレイス<6541>などが軟調で、ソレイジア<4597>、サイバーS<3810>、モブキャス<3664>は小安い。また、前日に決算発表したジェネパ<3195>や直近2日で急伸していたmbs<1401>の下げが目立った。

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【3日続伸、人気株に押し目買い】15日(木)

■概況■1139.65、+1.10
15日(木)のマザーズ市場では、日経平均が軟調とあって、前場には利益確定売りが強まる場面が見られた。しかし、警戒されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して人気株を中心に押し目買いが入り、底堅い展開となった。マザーズ指数は後場に入りプラスへと切り返した。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1749.59億円。騰落数は、値上がり82銘柄、値下がり150銘柄、変わらず5銘柄となった。


◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのアンジェス<4563>が連日の年初来高値更新。遺伝子治療薬への期待が続いており、利益確定売りを吸収した。仮想通貨関連のREMIX<3825>やバイオ株のGNI<2160>は10%を超える上昇。また、Oak<3113>投資先として思惑買いが向かったパス<3840>が大幅高となり、ハイアス<6192>は決算が好感されてストップ高比例配分となった。その他、トランスG<2342>、サイバーS<3810>、モブキャス<3664>などが上昇した。一方、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、ソレイジア<4597>などが下落し、ミクシィ<2121>も小幅に下げた。また、ASJ<2351>、エニグモ<3665>、mbs<1401>がマザーズ下落率上位となった。エニグモは決算を受けて売りが先行したが、目標株価引き上げの動きが観測されたこともあり下げ渋った。なお、本日マザーズ市場へ新規上場したビーブレイクシステムズ<3986>は買い気配のまま初値が付かなかった。

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【4日続伸、小じっかり】16日(金)

■概況■1147.96、+8.31
16日(金)のマザーズ市場では、日銀の金融政策決定会合で海外経済と個人消費の判断を引き上げられたことを受け日経平均が堅調に推移したこともあり、週末ながら小じっかりとした動きとなった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1546.07億円。騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり120銘柄、変わらず9銘柄となった。直近で強い動きをしていた仮想通貨関連やバイオ関連に引き続き関心が向かう格好となった。


◆注目銘柄◆
REMIX<3825>が年初来高値を更新。子会社のビットポイントジャパンが店舗決済サービスを拡充し、8月より仮想通貨「イーサリアム」の取り扱いを開始すると発表したことが好感されたようだ。また、アンジェス<4563>が7営業日続伸。遺伝子治療薬の申請観測報道が引き続き材料視された。一方で、トランスジェニック<2342>やSOSEI<4565>などはさえない展開となった。上昇率上位では、五輪水泳会場予定地で土壌汚染と伝わったことを受けて思惑買いが向かったエンバイオHD<6092>が28%超上昇したほか、GNI<2160>やIIF<6545>の上昇が目立った。下落率上位では、パス<3840>やホープ<6195>、ケアネット<2150>などの下落が目立った。 なお、前日にマザーズ市場へ新規上場したビーブレイクシステムズ<3986>の初値は公開価格の約4.6倍となる7700円(公開価格1670円)となった。足元で高まるクラウドサービス関連の投資テーマということもあり、高い人気を集めた。

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《DM》

 提供:フィスコ

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