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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家中原良太:追加緩和が決まった今、これからの投資スタンスは?


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報 - Stock Forecast」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月29日23時 に執筆

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

7月前半に盛り上がりを見せたポケモン関連株が…。
先週に入ってからは暴落、暴落、暴落。

大きく下落していきましたね。

システムトレードをやっている僕としては、
上がった時に外し、下がった時にも外し。

往復ビンタを食らうような形になってしまいました。
統計通りに動かないのが、一番キツイなぁ…(泣)

さて、、、
ポケノミクスは一段落してしまったので、
新たなイベントを探している方も多いことでしょう。

先週の金曜日には日銀の追加緩和も決定され、市場は大きく刺激されています。

ただし、今回の追加緩和は、ドカンと相場が上昇するほどの効果は期待できそうにありませんね。理由は2つ。

1つ目は、「既に期待が織り込まれていた」という点です。

2度あることは、3度ある。
市場は、一度起きたことを学習し、同じことを繰り返しながら利益を出そうと躍起になります。アベノミクス相場では「黒田バズーカ」と呼ばれる緩和が何度もありましたので、市場参加者は「きっとまた来るはず」と期待が先行していたはずです。期待が先行していた分、実際に追加緩和が発表されてからも、大きな上昇にはつながりませんでしたね。

2つ目は、「ETFのみを対象とした小規模追加緩和」にとどまった点です。

市場は貪欲です。もっと大型な追加緩和を期待していた投資家達は、失望売りを浴びせてくる可能性も残っているでしょう。そう考えると、安易に順張りで仕掛けるのは、いささか早計なような気がします。

もう???、
訳が分からん!
ちんぷんかんぷんです(;´Д`)

経済に疎い僕にとっては、何が何やら、訳が分かりません。
こういう時は、過去のデータに頼るのが日課です。

経済については分からなくても…。
過去の動向は、簡単に調べられますからね^^;

市場別に7月29日時点でお相場の動向を確認してみると、、、

今は東証一部銘柄や、日経平均採用銘柄などの「大型株」が強い動きをしていますね。上昇が上昇を呼ぶような堅調な動きが続いているので、「順張り投資」をするには、絶好のタイミングかもしれません。

一方、マザーズ市場などの、「新興株」の動きはパッとしません。ETF買いの恩恵も受けづらいところでしょうから、追加緩和も強い材料とは言えないのかもしれません。そうとなると、順張り投資はすべきでないでしょう。その代わりに、下落中の銘柄を狙った「逆張り投資」では利益を出しやすいと期待できます。

先週に引き続き、、、
「大型株=順張り」
「新興株=逆張り」
というのが、今のところの僕の投資スタンスです。

こんな感じで市場別に投資スタンスを使い分けることで、
相場が上がっても、下がっても、チャンスが掴めそうですね!^^@

…と、いうことで。今のところの僕の投資スタンスはこんな感じです。

【TOPIX:順張り】
注目中の銘柄例:ミスミグループ本社<9962>
最高益を狙う。生産材Web販売『VONA』が好調であるため、業績は着々と拡大しています。テクニカル面でも高値更新がトライされており、本格的に上抜けすれば、上値は軽くなると期待できます。今後の動向に注目したいところです。

【マザーズ:逆張り】
注目中の銘柄例:アイティメディア<2148>
好採算の高精度広告が好調。スマホ向けも着々と利益促し、増収増益目指す。第1四半期内容が嫌気され、株価は急落していますが、見方によっては逆張りの好機とも考えられます。株価は600円を切り、割安感が醸成されてきたこともあるため、今後、じわじわと見直し買いが入る可能性にも期待です。

以上が、いまの僕の投資スタンスです。

「ETFが追い風になりそうな大型株=順張り」
「まだまだ動きが弱い新興株=逆張り」

このスタンスで、引き続き臨んで行きたいところですね。^^@

もちろん、週の途中で動きが急変すれば、スタンスをガラリと変える必要も出てくるでしょう。どう転んでも良いように、普段から準備しておくのが一番大切ですので…。

- 中原良太
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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報 - Stock Forecast

《KS》

 提供:フィスコ

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