貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2138 クルーズ

東証S
766円
前日比
-24
-3.04%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.3 0.70 7.93
時価総額 99.3億円
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決算発表予定日

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<動意株・10日>(大引け)=ライフネット、デジハHD、リゾートトラなど

 ライフネット生命保険<7157>=大幅高で4日続伸。9日の取引終了後、マネーフォワード<3994>と業務提携契約を締結すると発表しており、これが材料視されているようだ。同社は、パートナー企業のブランド力と顧客基盤を活用して、生命保険商品を提供するホワイトレーベルの拡大を図っており、今回マネフォと「マネーフォワードの生命保険」を今夏をめどに販売する予定だとしている。なお、同時に発表した21年3月期第3四半期累計(20年4~12月)の決算は、経常収益151億4400万円(前年同期比23.7%増)、経常損益17億1400万円の赤字(前年同期16億9900万円の赤字)だった。

 デジタルハーツホールディングス<3676>=急伸。1月22日につけた昨年来高値1385円を抜き去り新高値に買われた。2019年2月以来となる1500円台乗せが目前。モバイル向けゲームソフトの不具合検査を主力とするが、非ゲーム分野の育成にも力を入れている。ウェブサイトや業務システムなどIT全般にかかわるソフトウェアの検証などエンタープライズ事業に傾注し需要を捉えている。同社が9日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は営業利益が前年同期比11%増の11億8300万円と2ケタ伸長を確保、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけた。株式需給面では信用買い残が薄く、直近信用倍率は1.1倍台で上値が軽い。

 リゾートトラスト<4681>=商い増勢のなか上値追い。会員制リゾートホテルのトップ企業で、コロナ禍にあっても高級リゾートへのニーズの高まりなどを背景に会員権販売が回復し、ホテル稼働率も改善している。9日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は営業利益段階で前年同期比39%増の153億5000万円と急拡大、21年3月期通期計画の110億円を大幅に上回った。これが株価を強く刺激する材料となっている。株価は今週に入り、日足一目均衡表も雲抜けを果たしておりテクニカル的にも注目されやすい局面にある。

 シマノ<7309>=一時最高値にツラ合わせ。時価総額は2兆4000億円台に膨らんでおり、これはニトリホールディングス<9843>を上回る。コロナ禍で移動手段やレジャーとしての自転車需要が好調で自転車部品の世界トップメーカーである同社の収益機会が高まっている。9日取引終了後に発表した20年12月期決算は営業利益が前の期比22%増の827億100万円と大幅な伸びを達成、続く21年12月期も前期比27%増の1050億円を見込んでいることでこれを好感する買いを呼び込む格好となっている。

 クルーズ<2138>=ストップ高。ソーシャルゲーム開発を祖業とするが、現在は低価格のブランド衣料品を扱うeコマース事業を主力展開し業績立て直しを図っている。同社が9日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は営業損益が19億1400万円の黒字(前期実績は3億5100万円の赤字)と回復色を鮮明とした。個人向けアパレルのeコマース市場は年々急拡大しており、同社が展開する「SHOPLIST」が若い女性層を中心とする顧客ニーズの取り込みに成功している。これがポジティブサプライズとなり投資マネーが集中した。

 KYB<7242>=物色人気でストップ高。同社は油圧機器の総合メーカー大手で自動車向け衝撃緩衝器では世界屈指の商品競争力を持っている。9日取引終了後、21年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の40億円から116億円(前期実績は402億円の赤字)に3倍近い増額修正で市場の注目を集めている。中国や米国での自動車販売の回復が急で売上高が会社見通しを上回ったほか、免震・制振用オイルダンパーに関する製品保証引当金の繰り入れ及び取り崩しを行った影響が反映される。利益予想の大幅増額を受け、これを好感する投資資金の流入が加速した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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