貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2138 クルーズ

東証S
777円
前日比
+14
+1.83%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.5 0.72 8.39
時価総額 101億円
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注目銘柄ダイジェスト(前場):楽天、みずほ、SUMCOなど


楽天<4755>:1121.5円(-76.5円)
大幅反落。第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は578億円で前年同期比92%と大幅増益になったが、投資評価益を除いたベースでは300億円、同横ばいで実質的な決算数値にはインパクトが乏しいようだ。こうしたなか、国内EC事業の伸び悩みをマイナス視する動きが優勢に。流通総額は前年同期比13.7%増と好調推移も、営業利益は同6.7%の減益となったようだ。C2Cフリマ、デリバリーなど新規事業の先行投資が背景に。


みずほ<8411>:200円(-1.3円)
続落。上半期決算を発表している。純利益は3166億円で前年同期比11.5%減益、通期計画に対する進捗率は58%となっている。与信関係収支や株式等損益の改善が高進捗の背景となっている。ただ、業務純益が同41.2%減と大幅に減少しており、ネガティブに捉える見方が優勢。構造改革への取り組みが示されたものの、先に観測報道が伝わっていたこともあり、当面は進捗度合いを見極めたいといった見方に。


SUMCO<3436>:2982円(+158円)
大幅反発。本日の早朝に、MSCIの四半期毎の定期入れ替えが発表されており、パーソルHD<2181>、ダイフク<6383>とともに同社も新規採用となった。他の2社と比べて期待値は相対的に高くなかった印象もある。11月30日にリバランスの需給が発生することになるが、大和証券の試算では、同社は320億円の買い需要とされている。ちなみに、除外銘柄はみらかHD<4544>、広島銀<8379>、中国銀<8382>となっている。


東芝<6502>:298円(+19円)
大幅反発。米ウエスタン・デジタル(WD)が国際仲裁裁判所に「東芝メモリ」の売却差し止めを求めた訴訟をめぐり両社が和解に向けて本格的な協議に入ったことがわかったと一部メディアが報じている。報道によると訴訟を取り下げる代わりに、半導体メモリーの共同生産を続けることが主な条件となるようだ。関係者によると両社とも前向きな姿勢とのことで、改めて売却の進展期待が高まる展開に。


THK<6481>:4180円(-210円)
大幅反落。第2四半期決算を発表している。7-9月期の営業利益は85億円で、会社計画の88億円、市場予想の100億円強を下回った。FA関連各社の上方修正が相次ぐ中、通期予想の据え置きもネガティブ視される。受注は日本や中国を中心に好調推移となっているが、生産能力が受注水準に追い付いていないもようであり、収益が抑えられる形に。来期の収益成長期待は後退していないが、短期的には期待感の反動が強まる形に。


ケアネット<2150>:1014円(+78円)
一時ストップ高。17年1-9月期(第3四半期累計)決算発表とともに、17年12月期の通期業績予想を上方修正している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比6.7倍の3.20億円で着地した。また、通期営業利益見通しは従来の2.35億円から3.70億円(前期は1.94億円)へと引き上げた。医薬営業支援サービスにおける製薬会社からの受注が継続して好調だという。


Dスタンダード<3925>:5300円(+200円)
急反発。17年4-9月期(第2四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の上方修正と増配を発表している。第2四半期累計の営業利益は前年同期比32.9%増の3.11億円で着地した。案件数拡大による売上増加で原価及び販管費の増加を吸収した。通期営業利益見通しについては従来の5.00億円~5.20億円から5.35億円(前期は4.06億円)へと引き上げた。期末配当予想も1株当たり38.00円から40.00円(前期は33.00円)に増額している。


アバール<6918>:2317円(+400円)
ストップ高。データを検索する速度が従来の数千倍になる新型プロセッサーを開発すると一部専門紙で報じられている。この報道によれば、データ処理ベンチャーのエイ・オー・テクノロジーズと資本業務提携し、「メモリズムプロセッサ」と呼ぶ新型プロセッサーを共同で開発する。人工知能(AI)やビッグデータ解析で高まる高速データ処理のニーズに対応する狙いのようだ。17年度内にも試作品を開発し、18年度に販売を目指すという。


クルーズ<2138>:2190円(-145円)
一時2074円まで下落し年初来安値更新。17年4-9月期(第2四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比25.3%減の118.33億円、営業利益は同70.8%減の4.31億円で着地した。メイン事業となった「SHOPLIST」は成長が続くものの、ゲーム事業売却による構造転換や新規事業への積極投資の影響が響いた。18年3月期業績予想の開示は引き続き見合わせている。本日は決算を受けて売りが先行したが、その後やや下げ渋っている。

《DM》

 提供:フィスコ

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