日清粉Gが5日ぶり反落、国内大手証券は「ニュートラル」へ引き下げ
日清製粉グループ本社<2002>が5日ぶりに反落。野村証券は15日、同社株のレーティングを「バイ」から「ニュートラル」へ引き下げた。目標株価は2000円から1950円に見直した。同社の17年3月期はふすま価格下落の影響を除けば、前期比14%営業増益と好決算だった。製粉での知多工場稼働による生産集約効果や食品では、トルコ・神戸工場の稼働率上昇によるコスト削減といった戦略投資の成果が業績を牽引してきた。ただ、18年3月期以降は投資効果が一巡していくと予想。米国の製粉事業買収など次の戦略的投資が欲しい局面、とみている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)