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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1961 三機工業

東証P
2,175円
前日比
+1
+0.05%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.4 1.23 3.22 19.15
時価総額 1,232億円
比較される銘柄
ダイダン, 
新日本空調, 
テクノ菱和
決算発表予定日

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三機工 Research Memo(5):2018年3月期は営業利益が前期比9.7%の営業増益(2)


■業績動向

2. 財務状況
三機工業<1961>の2018年3月期末の財務状況は、流動資産は124,759百万円(前期末比9,852百万円増)となったが、これは主に設備投資等を目的とした長期の借入による現金預金の増加9,679百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加6,289百万円などによる。固定資産は53,831百万円(同2,125百万円増)となったが、これは主に大和地区の再開発が本格化したことによる有形固定資産の増加1,813百万円、無形固定資産の増加270百万円などによる。この結果、期末の総資産は178,591百万円(同11,978百万円増)となった。

流動負債は73,834百万円(前期末比5,058百万円増)となったが、これは主に支払手形・工事未払金等の増加1,577百万円、短期借入金の増加1,239百万円などによる。固定負債は18,565百万円(同6,690百万円増)となったが、これは主に大和地区開発に関連した長期借入金の増加6,610百万円、退職給付に係る負債の増加610百万円などによる。この結果、期末の負債合計は92,399百万円(同11,748百万円増)となった。純資産合計は86,191百万円(同229百万円増)となったが、これは主に、剰余金の配当に加え、自己株式の取得および消却により株主資本が1,953百万円減少したものの、時価の上昇によるその他有価証券評価差額金および退職給付に係る調整累計額が増加したことによる。

3. キャッシュ・フローの状況
2018年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは6,306百万円の増加となったが、これは主に税金等調整前当期純利益6,454百万円を計上したことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは2,510百万円の減少となったが、これは主に定期預金の預入による支出1,500百万円、有形固定資産の取得による支出2,290百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは1,814百万円の増加となったが、これは主に自己株式の取得による支出3,679百万円、配当金の支払額2,195百万円により資金が減少した一方で、設備投資等を目的とした長期借入れによる収入8,000百万円により資金が増加したことによるもの。

この結果、2018年3月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から5,679百万円増加し、期末残高は44,866百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MH》

 提供:フィスコ

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