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1954日本工営

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<動意株・22日>(大引け)=日本ラッド、サッポロHD、日本工営など

 日本ラッド<4736>=後場に入ってストップ高。同社はきょう、人工知能(AI)分野で実績のある米ディメンショナル・メカニクスとパートナーシップ契約を締結したと発表。これが株価を刺激しているようだ。同社は、アジア・ソリューション&テクノロジーパートナーとして提携し、米ディメンショナルが開発したAI自動生成ソリューション「NeoPulse AI Studio」と関連サービスを、日本国内および台湾をはじめとするアジア地域で提供する。

 サッポロホールディングス<2501>=大幅高。株価は今月初旬、1~9月期の決算発表を受け、業績改善色が強まっていることを買いの根拠に急伸したが、一過性にとどまらずその後もじりじりと下値を切り上げる強さをみせていた。ここにきての急動意について、市場では「国内大手証券が構造改革を評価材料に同社の投資判断を中立から強気に引き上げ、目標株価を新たに3000円に上方修正しており、これが買いのきっかけとなった。値上がり率は東証1部で首位を争う局面もあった。信用買い残が枯れた状態で、売り圧力が弱いところに断続的な買いが入り、思わぬ値幅効果をもたらしたようだ」(国内証券ストラテジスト)としている。

 日本工営<1954>=後場一段高。同社はきょう、NEC<6701>およびNECエナジーソリューションズが主導する英国の蓄電池事業2件に、受変電設備や据付他建設工事を担うEPCコントラクターとして参画すると発表。業績への寄与などが期待されているようだ。このプロジェクト2件は、英国最大の送電事業者ナショナルグリッド社へ周波数調整サービス、容量市場へのサービスを提供するもの。NECエナジーソリューションズが大型蓄電システムを供給し、日工営は蓄電システム周辺の電気設備の全体設計、エンジニアリング、機器調達、電気工事、土木工事、および現地施工管理を行う。

 アクトコール<6064>=ストップ高。同社は賃貸マンションの水回りなど住生活トラブルに対応する生活サービス事業を展開している。21日取引終了後、光通信<9435>と資本業務提携することを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。光通信が同社株192万株(議決権ベースで25.0%)を取得し、筆頭株主となる。業務面では販路拡大による住生活関連サービスの提供加速などの事業シナジーを見込んでおり、中期的な収益成長に対する期待が膨らんだ。

 SKIYAKI<3995>=一時ストップ高。同社は21日、スポーツマーケティング事業などを手掛けるSEA Global(東京都中央区)を連結子会社化することを正式に決めたと発表。9月に基本合意していたが、改めてシナジーなどが期待されているもよう。また同日には、12月10日に開催される「PayPal Tech Meetup #11 Year end party! 今年の事例で考える日本のキャッシュレス」に、同社取締役の那須氏(技術開発室管掌)が登壇する予定だと発表。ここで「イベント向けQR決済アプリSKIYAKI PAYのPayPal実装について(仮)」と題した講演を行うもようで、これが材料視されている面もあるようだ。

 津田駒工業<6217>=大幅続伸。同社は21日の取引終了後、未定としていた18年11月期の期末配当予想を15円にすると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では08年11月期に、1円50銭配当を実施したのを最後に無配を続けてきたが、最近の業績動向を踏まえて配当を実施するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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