中電工---第1四半期営業利益22.4%増、繰越工事が順調に進捗
中電工<1941>は27日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比10.8%増の294.28億円、営業利益が同22.4%増の17.68億円、経常利益が同39.4%減の23.02億円、四半期純利益が同48.0%減の15.38億円だった。
営業・工事の各部門が一体となってリニューアル工事の提案営業など、積極的な営業活動を展開したことや前年度からの繰越工事が順調に進捗し、2ケタの増収となっている。営業利益については、売上高の増加のほか、原価低減の徹底により2ケタ増益に。最終減益については、前年同期に計上した投資有価証券償還益が発生しなかったためである。
17年3月期通期については、売上高が前期比0.2%増の1,480.00億円、営業利益が同15.3%減の93.00億円、経常利益が同21.6%減の116.00億円、当期純利益が同29.3%減の77.00億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ